2007-01-01から1年間の記事一覧
竹内薫さんは僕のもっとも尊敬するライターのひとりだ。だけど金曜日のこの時間はなかなかラジオを聴けないので久しぶり。 「原爆が悪い日本にとどめを刺したので戦争が終わった」というのがGHQの公式見解だから、ピースボートの代表がそれを否定したのは…
ときどきサヨクのヒトが「同盟国のドイツでさえ諫めた南京大虐殺」とかいうのを聞くと、彼らは歴史経緯をわかっていないのではないかと感じるときがある。 もともと日独は敵国同士だったし、ドイツの極東パートナーは中国だった。 ドイツは三国干渉(189…
日本は勝てる戦争になぜ負けたのか作者: 新野哲也出版社/メーカー: 光人社発売日: 2007/07/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る 先の大戦を考えるときは虚心坦懐に頭をまっさらにして考えなければいけない。 まず暗黙の前提…
『その時歴史が動いた』を見て気になったのでメモ
共産党もいろいろあったのだ。 ・日本資本主義論争 1927〜1937年 ◎『日本資本主義発達史講座』→明治維新は絶対王制革命→2段階革命→32テーゼ (福本和夫、徳田球一、山田盛太郎,羽仁五郎、大塚久雄) 「ニッポンもロシアも同じはず!」→共産党 ×…
スタジオボイスは昔なんかの特集の時日和ったので嫌いだ。 うすらあまいサブカルエリート気取りの社民サヨク、という一番くだらない人間が読む雑誌という印象がある。 (漏れ的にはスイッチとかエンジンが好き(^^)) でも、逆に言えば、そういう層の典型を考…
こういうことを書くから右翼反中厨とか思われるのだが、違います!(キッパリ) 最近ソエジーが「中国は一言で言うと恐ろしい国です」とよく唱えている。 じつは僕もそう思う。 しかしそれは「中国民族の特性」とか「中国人の性格」とか、民族論や人種論的な…
そういえば、先日、トヨタが「日本の若者が車を買ってくれない。どうしたら買ってくれるかアイデア募集」というニュースを読んだ。 トヨタはまだ中国市場に投資し続けているようだが、あれだけの大企業だったら屁でもないんだろうけどさ。 前の経団連会長だ…
天皇・反戦・日本―浅羽通明同時代論集 治国平天下篇作者: 浅羽通明出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/06/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 53回この商品を含むブログ (38件) を見る 浅羽通明は日本には少ない原理的な思想家だ。だから好きだ。 日本…
本当はヤバイ!韓国経済―迫り来る通貨危機再来の恐怖作者: 三橋貴明出版社/メーカー: 彩図社発売日: 2007/06/15メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 88回この商品を含むブログ (15件) を見る 嫌韓本かと思ったら結構面白かった。韓国経済をネタに国際収支の…
「慰安婦」を巡る議論でどうも基本的なことがよく分からない。 ユーザーたる日本軍人はどのくらいいて、風俗嬢はどのくらいいたのか? そこでとりあえずおおざっぱなイメージを仮に計算してみる。 日本軍は平時陸海あわせて30万人くらいだったらしい。これ…
編集長が替わってからの『諸君』が変だ。 なんだか米国に迎合するような路線に変わった気がする。 やっぱり副島さんが言っていたように「戦前日本肯定の右翼どもは米国から疑いの目で見られ総退場」の結果なのかな? また一方で、軍は慰安所に無関係だった、…
行くつもりなかったのにいっちゃった。 ・副島氏のアメリカの情報ソースは秘密。弟子にも内緒。 ・今年2月中国がイスラエルを裏切った。 6か国協議でのヒルズの怯えグレイザの引きつり。 1963中国の原爆実験成功←米国にいるイスラエルエージェントが盗…
時事とは関係ないのだが、お酒を飲んだ翌朝などに思い出す話がある。 (1)昔母が秘書をしていたという大企業の社長さんは骨董が趣味で大コレクションがあったそうなのだが 亡くなる直前のこと「なんでこんなもの集めたんだろうなあ」とすっかり興味を失っ…
新帝国主義論―この繁栄はいつまで続くか作者: 武者陵司出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2007/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブログ (7件) を見る 代金0円で貿易したときなにが起こるのか?
で、ちょっと話は飛ぶんだが、第二次大戦中のタイの話。タイは、日本軍に協力していたんだが、裏には自由タイ運動という組織があり、日本の敗戦が決まると、逃げて行く日本軍にピストル一発撃って戦勝国になってしまった。で、戦争中の国王は「銃の手入れ中…
ジャムザワールド:野中英紀+小林まどか グッドウィル、日雇いもやってたんか。金町一家とおなじやな。けたくそわるっ( ゚д゚)、ペッ 20年くらい前、ちょうど中国人イラン人が増えだした頃からドヤのおっちゃんたちが仕事取るのが厳しくなったと訴えていた。 …
寝ぼけながら見ていたNHK朝7時のニュースで未成年外国人の不法就労を報道していた。聞いてはいたがテレビで公然と報道されたのは初めてではないか。匿名の告発者曰く「静岡の最低賃金(640円くらい)の6割で済むんですよ」だと。ふざけんな!入管は…
論座7月号にベネディクト・アンダーソンのインタビューが載っていたので早速読んでみた。 それにしてもこの記事タイトル(「排外主義は何世紀も前から存在するが、成功しないだろう」)はひどい。「日本は右傾化している。だけど右翼は失敗するだろう。」と…
「現人神」「国家神道」という幻想―近代日本を歪めた俗説を糺す。作者: 新田均出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2003/02メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (13件) を見る 靖國問題は表面上「政教分離」の問題である。しかし戦没兵士の…
文字の歴史―ヒエログリフから未来の「世界文字」まで作者: スティーヴン・ロジャーフィッシャー,Steven Roger Fischer,鈴木晶出版社/メーカー: 研究社発売日: 2005/10/01メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (14件) を見る 現代はHistory o…
2007-04-29 「左翼」が支持されない理由 最近、「フリーター」などの若者弱者が自民党に投票したり、女性が「男女共同参画」を訴える浅野史郎ではなく、女性蔑視発言をしばしば行なう石原慎太郎に投票したりという奇妙な現象が起こっている。多くの人々は当…
御木曳というものに参加してきた。 参加しながら伊勢神宮ってなんなのかいろいろ考えた。 式年遷宮は690年から始まったっていうけど、伊勢神宮の創建っていつなんだ? 垂仁天皇(11)が創建っていうが、「実在の確かな」応神天皇(15)がやっと4C後…
ドレスデン -運命の日- [DVD]出版社/メーカー: アルバトロス発売日: 2007/11/02メディア: DVD購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (7件) を見る 即打ち切り決定され話題にならなかった映画。 前売りを買っていたので慌てて見に行った。 休日午後の…
俺は、君のためにこそ死ににいく [DVD]出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)発売日: 2007/10/21メディア: DVD購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (46件) を見る ”右翼”石原制作総指揮ということでなにかとお騒がせの作品。 先週末見に行っ…
>> ?メールの保存ってどうしたらいいのかなぁ? ?他の人はどうしているんだろう、という疑問が常にあります。?メールは、業務連絡的な通信もあるけれど、中には、手紙や葉書で遣り取りするような私信も含まれます。そういったメールはぜひ保存しておいてあと…
日本は属国である。 帝国は分断して統治する。 その場合一般に異民族・異教徒・被差別民を利用する。 野中広務、金丸信しかり。 個人情報が権力を生む。 HomeLand Securityアメリカって言うのは日本と違って全て身元を探る、いや知ろうとする習性のある人種…
国民国家が誕生した頃、世の中はまだ農業中心社会だった。 そこでは協働する「ワレワレ」があった。 協働は人を結びつける。 いま人々は競争する。 感覚的にはゼロサムゲームだ。 競争は人をバラバラにする。 日本は1970年まで古典的協働性が生きていた…
中国人という言葉に未だに違和感がある。 たまたま清帝国が占領した地域にいた民族が1912年に中華民族として発明された。 欧州に於ける「白人」概念、あるいは、EU民族・アメリカ民族という概念に近いものがある。 しかし、そう考えると、「中華民族」…
なぜか知らないが、長澤まさみは女子に人気がない。 長澤まさみは清純派ということになっているらしいが、本人はどう思っているのだろう? 本当は馬鹿馬鹿しいと思っているのじゃないだろうか? 広末涼子と同じように。 だって・・・わざとやっているでしょ…