長澤まさみ

nyankosensee2007-05-05


               
なぜか知らないが、長澤まさみは女子に人気がない。
長澤まさみは清純派ということになっているらしいが、本人はどう思っているのだろう?
本当は馬鹿馬鹿しいと思っているのじゃないだろうか?
広末涼子と同じように。
         
だって・・・わざとやっているでしょこれ。
       

Cover Model 長澤まさみ
      
目に見えない力、空気感を伝えられたらいいなと思いました
       
市川拓司さん原作の映画『そのときは彼によろしく』の中で、長澤まさみさんが演じるのは、トップモデルとして活躍していた女性・花梨。
ある日彼女は突然引退して、幼馴染のアクアプランツのお店を訪ねてくる。
「花梨は幼馴染と13年ぶりに再会するんですけど、がんばってしゃべらなくても、彼らはお互いの間に流れている空気を感じるだけで、それぞれの気持ちをわかりあえるような関係だと思うんです」
不思議な絆でつながった3人に起こる奇跡、こんなふうに誰かのことを想えたら……
そうした気持ちを抱かずにはいられない本作は、これまでとは違う長澤さんの新しい魅力を発見できる映画といえるだろう。
    
そんな長澤まさみさんが持った本は――『限りなく透明に近いブルー』村上 龍 講談社文庫 370円
     
東京郊外の米軍基地のある街、福生が舞台。1970年代の若者たちが、ドラッグ、セックス、暴力にまみれながら暮らしている日常を、独自の感性で描き出し、ベストセラーとなった話題作。装丁も著者が担当している。1976年に群像新人文学賞を受賞。続いて芥川賞も受賞した。
「まずタイトルがいいなぁと思って。とにかく描写が細かくて情景をリアルに思い浮かべられました。想像しやすいというか。すごい表現力ですよね」(長澤まさみ
    
URL:http://web-davinci.jp/contents/cover/index.php

ボブの巨大なペニスをケイは喉の奥までくわえ込んだ。
誰のが一番でかいか比べるわ、
犬のように絨毯を這い転がって一人一人くわえて回る。
サブローと呼ばれる日本人との混血児のが最大とわかって、ベルモットの空瓶にあったコスモスを記念に尿道に刺し込む。
リュウ、あんたの二倍はあったわよ。
サブローは上を向いてインディアンのように叫び、ケイは刺したコスモスをまた歯に挟んで抜き取り、スペインのダンサーみたいにテーブルに上がって尻を振る。青のストロボが天井で点滅し回転している。音楽はルイス・ボンファのゆったりとしたサンバ、ケイは濡れたコスモスに欲情して激しく体を震わせる。
誰かあたいをやってよ、早くやってよ。そう英語で叫んだケイに、黒い腕が何本も伸びてソファに引き倒しスリップを破り、小さくなった黒い半透明の布はクルクル舞って落ちてくる。ねえ蝶々みたいねえ。その一枚を取って、レイ子はそう言い、ダーハムのペニスにバターを塗り付けている。ボブがケイの股に叫び声をあげて手を突っ込んでから、部屋は悲鳴とかん高い笑い声に包まれた。
部屋のあちこちでからだをくねらせる三人の日本人の女を見ながら、僕はペパミントワインを飲み、蜂蜜を塗ったクラッカーを食べる。
黒人達のペニスは長く、そのために細く見える。最大限に勃起した時でもレイ子が曲げるとかなりしなる。ダーハムが足を震わせて突然射精して、レイ子は顔中粘液で濡れそれを見た全員が笑う。レイ子も笑って目をしばたたかせ、顔を拭く紙を探しているうちに、軽々とサブローから抱き上げられる。小さい子供に小便をさせる時みたいに太股を開かせて抱え自分の腹に乗せる。大きな左手でレイ子の首を、右手で両足首を重ねて持ち、体重が全部性器にかかるようにする。レイ子は痛いと叫び、手をバタバタさせてサブローから離れようとするが届かない。しだいに顔色が青くなっていく。
[文庫版p45-47]