民族と国民と

   
日本は属国である。
帝国は分断して統治する。
その場合一般に異民族・異教徒・被差別民を利用する。
野中広務金丸信しかり。
   
個人情報が権力を生む。
   

HomeLand Security

アメリカって言うのは日本と違って全て身元を探る、いや知ろうとする習性のある人種なのだ。

例えば日本でここ5?6年話題になっている住民基本台帳の元は1952年まで遡り、日本以外の国で作られていたと言うとほとんどの日本人は「エーウソでしょう」って答えるだろう。
例えばアメリカ人に限らず北米に住んでいる日本人の全ての歴史が江戸時代以前まで遡って家系からその繋がりから別の枝に分かれた末裔までをアメリカのインテリジェンスは持っているとしたらどうだろう。
何百年前の先祖のお祖父さんの兄弟がどこに住んでいたかまでわかっているのがアメリカ。この事実は日本に住んでいる日本人は知らない。
それをうまく使ったのが現在のCIAの元になる戦略諜報事務局(OSS)。
第二次世界戦争は既に情報戦争。敵国の情報収集と戦時情報機関特殊戦略部隊の管理を行ってどうやって敵国を潰すかってのが元。
OSSを中心とする連合国側の戦略局は枢軸国のイタリア、ドイツと日本の研究を行った。
公開されているは枢軸国のイタリア攻略が有名でイタリア移民の調査からイタリアの歴史からローマの歴史まで及びムッソリーニに弾圧されていたマフィアのあるシシリア島が第二次大戦のヨーロッパの枢軸国側のアキレス腱になった。
日本の歴史の研究はアメリカに日本からの移民を受け入れるきっかけとなった1841年の難民の中濱萬次郎までさかのぼり最初の移民がはじまった1869年から全ての記録が始まっている。
それから日本帝国政府の支配下の植民地化した朝鮮半島と台湾と満州がイタリアのシシリア島と考えればよいかもしれない。
戦後はもう一つの事が敗戦国側でなされた。日本は1945年から1952年までの7年間は連合国の正式なOccupied territorieで日本の中は全て探られていた。
アメリカ政府とその仲間の連合軍とOSS(1947年からはCIAと呼ぶ)とGHQと日本の傀儡政権を使って日本の過去までさかのぼって詳しく日本人の記録から歴史、その上、「元日本人」の個人の情報に至るまでまで調べた。
で、どうしてそこまで日本に住んでいた過去の人の資料がアメリカで必要なのか?
どの人間がアメリカに取って有利でどの人間が将来のアメリカの為に利用できるかだ。
そしてそれらの利用できると証明された人間にはある利権が与えられた。
今のイラクの傀儡政権を見れば簡単だと思う。

日本の住民基本台帳にあたるソーシャルセキュリティ番号(SSNって省略して言う)このシステムがアメリカではじまったのが1936年のニューディール政策。それ以前も違う形で全てアメリカ在住の人間の記録が残されている。SSNの設立の理由は軍隊のドラフトから身分証明から出生の記録に信用情報に学校の学生ローンから税金に家族構成に老後の老人保護に至までの簡素化。日本の個人情報保護と言うのもアメリカのシステム。今の日本人の個人の身元は隠せても事実は消せないようになっている。事実は事実として日本ではないどこかの国の深い所に保管されて直ぐに出せるようになっている。そのどこかの国と言うのはアメリカの事である。日本に住んでいるいるどこの誰が誰かっていうのアメリカ政府のどこかの組織が全てを知っている事らしい。「事らしい」と言うのは俺も見た事がない。その上日本で何か大きな問題を起こすと日本国内から情報が出て来るのでなくアメリカから真実が出てくるらしいっていうのも聞いた。日本や朝鮮半島、そしてイランまで全ての情報が筒抜けでイランや北朝鮮が脅威ではなくメキシコの国境からの情報のない不法移民がアメリカ政府の脅威となっている。知らないものを恐れる国民性がここにある。

アメリカの脅威は知らない事。無知な事。アメリカがどれだけ馬鹿で間抜けと言っても本当の脅威はアメリカ内部に潜んでいる。

16:49:54 - 2007/05/12 - 10 語 - chosei - U.S. Politics, World Politics, Japan,

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