スタジオボイス

nyankosensee2007-07-22

     
スタジオボイスは昔なんかの特集の時日和ったので嫌いだ。
うすらあまいサブカルエリート気取りの社民サヨク、という一番くだらない人間が読む雑誌という印象がある。
(漏れ的にはスイッチとかエンジンが好き(^^))
でも、逆に言えば、そういう層の典型を考えるのにちょうどよい媒体でもある。
今号はなかなかそういう意味で興味深い特集だった。
    
一点気になったのは、小熊が雨宮に「日本の資本家は日本の若者を舐めている。他の国なら移民を受け入れてやらせる労働を日本人にやらせているのは、日本の若者がヘタレで暴動起こさないとみているからだ」という趣旨のことを言っていることだ。ううむ。確かに日本の若者の政治的インポテンツは問題だけど、小熊はどうしろと言っているんだ?日本の若者を雇うのを止めて外国人を雇うべきと言っているのか?漏れの考えでは移民は入れず、日本の若者が最低限満足できる金額で雇わせ、それを与件としてこなせる競争力をつけるべきなのだが、サヨクは外国人搾取を糾弾し自国民の失業を批判し、ようするになんでも反対なんでも糾弾するような気がする。
                  

スタジオ・ボイス2007年8月号 定価680円
政治を考える!

◎特集目次

ON POLITICS HELLO, JAPAN, HOW ARE YOU?
対談 田中康夫×宮台真司
WAR OR UNION?
対談 小熊英二×雨宮処凛


SV CRITICAL TOPICS
ナショナリズム自衛権
政治問題としての若者
国際政治
カルチャー、メディアと政治
男と女の政治学
対談 斉藤環×澁谷知美


COLUMN
ベーシック・インカム」とはなにか?
右翼≒左翼?
戦後日本文学とアメリカ(の影)
北米におけるオルタナティブな政治
文化は政治からの避難場所ではない!
憲法改正すればいいじゃん!


GET UP A RIOT
マンゼン・トトール
外山恒一インタビュー
政治ポジション・チェック!
クリエイターたちの“政治についてひとこと“
ECD宇川直宏松江哲明/菱田雄介/岡田利規タカノ綾吉永マサユキ
政治漫談 あの話はどこへ行った?
柄甚原権三×荷懲素啓司
初心者のための政治アイテム22!
      
URL:http://www.infaspub.co.jp/studio-voice/newest.html