歴史に好奇心 「江戸の色恋ものがたり」第四回 遊郭なればこそ

      
  

冒頭から春画が出てきたりしてNHKとしてはかなりガンバッタほうなんじゃないか?
      
<メモ>
吉原の遊び方:(1日目)初見:花魁に品定めされる(2回目)裏返し:お話しできる(3回目)馴染み:セックスできる
料金:金1分〜1両1分
身請け:500両制限?
件数・遊女数:200件、3000〜4000人?
投げ込み寺浄閑寺に2万人
       
花魁って要するにキャバクラ嬢のようなものと思っていたが、やっぱりソープランドに近いと思い直した。
番組では、「遊郭は文化的な場所なんです。金を払ったからってすぐにセックスできるわけじゃありません。」と言っていたけど、3回通えばセックスできるんだったら、そうでもないよな。
漏れの感覚では江戸時代の1両は10〜20万円。幕末で5万円。
3回通っても30万円。心付けを渡しても50万円あれば上級花魁とセックスできる。
高いけれど、不可能ではない料金設定と思う。
でもメールで固定客をつかまえとこうとするとことか、やっぱりキャバクラ的。つうか、要するに当時はセックスの敷居が低くて特別視しなかったってことかもな。
漏れの学生時代には江戸時代礼賛本がブームだったので美しく語られていたけど、売春は売春です。
あたりまえだけど、皆借金を抱えてるんだよな。数十〜百両?漏れの感覚では数百〜千万円か。
身請けは借金返済に見受け代だから、数百両ってとこだろうな。500両や1000両の身請けは珍しいから記録されたんだろうし。
ということは数千万円あれば身請けはOK。これが用意できなくて心中か・・・
あと死亡率のこと。
江戸250年間で2万人が無縁仏というなら80人/年。無縁じゃないのも多いだろうし、死亡率3〜5%くらいか。
20年つとめるとすると、生きて「苦界」を出られる確立は1/2〜1/3!ううむ。
       

江戸時代、恋の文化が花開いたのが、遊郭だった。
遊郭は浮世絵や芝居の舞台として脚光を浴び、粋な文人たちが集うサロンとして繁盛した。教養と品格を兼ね備えたトップクラスの遊女たちは、江戸庶民のあこがれを一身に集めるスターであり、恋の達人として人々の手本となった。遊女は男を引きつけるため、さまざまな恋の手練手管を編み出した。手強い遊女にもまれることで、男たちは自分自身を磨き、江戸のダンディズムである〈粋〉な生き方を我がものとしていった。恋の文化のゆりかごとなった遊郭。そこで繰り広げられた男と女の悲喜劇を通して、江戸時代の日本人の美意識へと迫っていく。
        
URL:http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200806/thurseday.html