国共内戦

    
日中戦争ばっかり議論していると近視眼的になりすぎる。
毛沢東独裁による虐殺・餓死の人数は、結構議論されている。
だけど、じゃあ、1928〜1949年の国共内戦22年間での死者はどのくらいだろう?
日中戦争中1937〜1945年に非正常死した中国人は2000万人、人口の5%と言われる。
ではその内訳は?
   
http://book.geocities.jp/chinas_bloody_century/CBC900FTchap1.html
   
このランメル教授は日本軍による虐殺数を400万人と想定。南京虐殺も20万人と見積もっているわけで全然親日的ではないのだが、にもかかわらずこの数値。
戦死は700万人。これは日中戦争国共内戦の戦死者の合計だろうけど、内戦の死者は5〜30万人/年みたいだから、この8年間で40〜240万人。当時は国共合作でもあったから下限値に近いと想定して100万人として日本軍との戦闘での死者は600万人になる。これは蒋介石の自己申告130万人よりずっと多くてなんだか変だ。この辺は課題だなあ。戦闘死600万人+虐殺400万人=1000万人。どうもランメル先生は中共側発表の1000万人死亡を真に受けている希ガス
漏れの想定は戦闘死2百数十万人+虐殺数十万人≒300万人と考えてる。(虐殺の主体は捕虜虐殺、それに対敵協力の疑惑のある住民虐殺)
  
ランメル先生は2000万人の死者の内、日本軍に責任があるもの1000万人(戦死600万人、虐殺400万人)と主張。
漏れは総数一定だが、日本軍は300万人(戦死200万人+虐殺100万人)と推定。
   
あとで検証しよう