アニソン専用カラオケバー

10年後にはアニソンスナックとかアニソンバーが普通になっている悪寒w
 

「アニソン専用カラオケバー」に足を踏み入れた
2011年5月14日 10時00分
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1305014063866.html
 
カラオケに行くと、どうも気を使うことが多い。何に気を使うのか? それは、言わずもがな“選曲”についてである。
 
年下と歌いにいく場合、加齢臭漂う曲はなるべく選ばないようにしている。逆に先輩方と行く際には、それなりに背伸びをした曲のチョイスをさせていただいている。
要するに、本当に歌いたい曲を歌えるチャンスというのはナカナカ訪れないわけで……。コレ、結構多くの方が抱いている悩みだと思うのです。
 
そんな私にとって、非常にうらやましいお店があるのだ。東京都台東区にある「ANI-SON BAR あにすた!」は、2月22日にオープンしたアニソン専門のカラオケバー。
店名の通り、お客さんもスタッフさんもアニソン好きばっかり! アニソン愛好家にとって、何ら気兼ねする必要のないカラオケ空間が、ここには出来上がっているそうなのだ。
 
そこでお店に直接に伺い、どのような盛り上がりが展開されているのかを確認してきました。店長の“おやぶんふくだ”さんいわく、「夜の9時半くらいからは、異様な熱気になります(笑)」とのことだったので、その辺りの時間帯を狙って。
 
お店に到着すると、中にはコスプレした女の子が3名。この子たち、実は“あにちあ応援団”(アニソン大好きなチアガールたち)と呼ばれるスタッフさんで、アニソンを歌うお客さんをタンバリンやマラカス等でしっかり応援してくれるらしいのだ。
によるアニメトークが繰り広げられていた。「あの映画、観た?」「まだ、観てないんです〜!」と、なんとも甘美な……。
 
そんなこんなでまったりしていると、段々と常連さんも集まってきた模様。ここからはエンドレスです。『銀河鉄道999』だったり『花の慶次』の曲(スロットにテーマ曲があるらしい)だったり。正直、私には知らない曲も多かったのだが、店内にいる他の人たちは全員がご存知のよう。…
 
実は私が着いたときは、店内の盛り上がりもまだピークに達しておらず、お客さんと“あにちあガール”手拍子やら、タンバリンやら、合いの手やらで、店内も熱が帯びて行く。確かに、選曲に関して気兼ねする必要は無さそうだな……。
 
と思ったのも束の間、今度はお客さんとあにちあガールによるデュエットや、女の子が歌うアニソンをみんなで盛り上げるなどして、ナカナカに華のある楽しみ方も。
 
ここで、同店のシステムについて説明したい。基本はチケット制で、最初の1時間はカラオケチケット4枚を手渡される。お客さんが自分で歌う場合には、チケット1枚が必要。2枚あれば、あにちあガールに好きな曲を歌ってもらうことができる。3枚であにちあガールとデュエットができ、4枚使うとアニソン以外の曲を歌うことができるそうだ。
 
当日は『ひぐらしのなく頃に』の“竜宮レナ”や、『マクロスフロンティア』の“ランカ・リー”などのコスプレをしたあにちあガールたちが、場を盛り上げてくれていた。
 
「“女の子たちが歌ってる人を応援する”というアニソンバーは他にはないので、皆さん喜ばれているみたいです」(おやぶん店長)
地方(福岡や山口からも!)から来店する方も多いらしく、1人で来店するお客さんも多い。中には、女性が1人で来店するケースもあるそうだ。
 
ところで、特に人気が集中する曲について伺ってみた。すると、どうやら『マクロス』、『銀河鉄道999』、『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』の4つは、だいたい毎日歌われているという。
「そうなったら、みんなで合唱になりますよね(笑)」(おやぶん店長)
 
最高じゃないか。アニソン門外漢でも、もしかしたら楽しめるお店かもしれない。
(寺西ジャジューカ)