なぜ外国人参政権案は理不尽なのか

なぜ外国人参政権案は理不尽なのか
2009/10/04 02:36

ワシントンで周囲のアメリカ人に「日本では外国人に参政権を与えようという動きがある」と告げると、みな一様に、びっくり仰天します。

主権国家の統治のあり方を決めることはその国の国民だけの権利であり、義務であるというのが万国共通の原則だからでしょう。

外国の人が日本の国の選挙に参加したければ、日本国民になればよいのです。

だから周囲のアメリカ人たちも、「日本在住の外国人が日本の選挙に投票までしたいというなら、日本国籍をなぜ取らないのか」と、問いただしてきます。

さて日本の民主党政権が進めようとする外国人参政権付与には日本国内でも反対が広まっているようです。

その一例として10月3日の土曜日、渋谷駅前で抗議集会があったことを「花うさぎ」さんのサイトからのTBで知りました。

その報告をみてのことなのですが、なかに紹介されている「外国人参政権に反対する会」の代表の村田春樹さんの演説を吸い込まれるように拝読しました。

村田さんの演説は外国人参政権という発想がなぜ無法であり、不純であり、危険であるかを非常にわかりやすく説いています。

これほど明快で説得力のある反対論もあまり聞いたことがないので、ここに転載させていただきました。

できるだけ多くの人に知ってほしい指摘だからです。

では以下が村田春樹さんの演説の要旨です。

日本国憲法一五条には「選挙権を有するのは日本国民である」とハッキリ書いてある。外国人に選挙権をよこせという裁判で、最高裁は平成七年二月二十八日に明快に否定している。さらに京都と福井でも在日韓国人が裁判を起こして、二回とも最高裁に棄却されている。つまり通算して外国人参政権は三回、最高裁判所で棄却されているんですよ。

・いいですか皆さん、民団は韓国に行って、「韓国に住む永住権を持つ外国人に選挙権を与えて下さい」というお願いをしたんですよ。すると韓国の国会は「ふざけんな、憲法第一条にも書いてあるとおり、選挙権は大韓民国国民がもつ神聖な権利である」として全員一致で否決されたんですよ。


・ところが民団は「ちょっと待ってくれ、韓国にいる日本人に選挙権が与えられると、日本列島にいる韓国人が選挙権を持つことに大きな前進になるんだ。この法案さえ通れば日本は韓国の、ソウルの思い通りになりますよ」とハッキリ国会の委員会で答弁しているんですよ、皆さん。

・そしてその次の本会議では全員一致でこの法案は可決されたんですよ。どういう事がわかりますか。明らかに日本を外国の、韓国の勢力下に置こうとしているか、その意図がミエミエなんですよ皆さん。

・話は変わりますけど、北方領土尖閣竹島も明白な国家主権の侵害ですよね、皆さん。外国の工作員が国内に入ってきて日本人の女・子どもを拉致していく、重大な国家主権の侵害ですよね。ところが皆さんね、いま拉致の集会に行って下さいよ、閑古鳥が鳴いてますよ。北方領土の集会でも閑古鳥が鳴いてます。日本人は国家主権を侵害されて平気なんですよ。

・そしてさらに皆さん、領土も拉致も向こうから仕掛けてきたことでしょう。今度は自分たちから、自分たちの国家主権を侵害して下さいといっているんですよ。それが外国人参政権ですよ、そうじゃないですか?

・人類三千年、四千年の歴史の中で、「自分の国の国家主家を(外国に)与えましょう」そう言う政治家がいる国がありますか、皆さん。ありませんよ!人類史上はじめて日本の政治家は我が国の国家主権を他の国に渡そうとしているんですよ、まさに「売国奴」とはこのことじゃないですか!

・皆さんね、断固として外国人参政権を阻止しましょうよ。こんな事を認めたらね、世界中の笑いものになりますよ。人類の何万年の歴史の中の笑いものになります。かって日本という国があって、日本人は自ら他の国に主権を譲り渡して滅んでいった、極めて奇特な民族だ、と歴史に残りますよ!。是非、皆さんね、この外国人参政権を阻止していこうじゃありませんか。よろしくお願いします。

2011年3月7日号。<前原献金問題を逆手にとって在日の権利を拡大しようとする動きを警戒すべし>。 
勝谷誠彦
 
もうひとつ気をつけておきたいのは前原さんに献金をした在日韓国人の女性のお涙コメントなどを使って「在日は日本人と同じように扱っていいんじゃないか」という論調を作り出そうとする勢力があることだ。
 
朝日新聞はまずお涙路線。
献金した女性「私のせいで」 前原外相辞任>

献金した女性「私のせいで」 前原外相辞任
2011年3月7日5時2分
http://t.asahi.com/1iv6

 前原外相に献金した京都市山科区在日韓国人女性の携帯電話には、6日午後9時前、前原氏本人から連絡が入った。女性によると、前原氏は「辞めます」と告げ、「ごめん、ごめん。迷惑かけてごめんなさい」と何度も謝っていたという。
 
 焼き肉店で仕事中だった女性は「こちらも迷惑かけて申し訳ない。これからもがんばりや」と返答した。電話を切った後は「私のせいで辞めなあかん」と手にしたふきんで涙をぬぐった。
 
 女性は気を取り直し、朝日新聞の取材に「まだ若いんやから、また戻ってきたらええ。すぱっと辞めるのは男らしい。みんなに頭を下げて回ったらええ」と話した。

<焼き肉店で仕事中だった女性は「こちらも迷惑かけて申し訳ない。これからもがんばりや」と返答した。電話を切った後は「私のせいで辞めなあかん」と手にしたふきんで涙をぬぐった。>
 
阿呆か。これが報じるに値することか。そしてビミョーなメディアが「日本人並みにしろ」と工作をしかけてくる。
 
<前原外相を辞任に追いやった20万円の献金

前原外相を辞任に追い込んだ20万円の献金
http://on.wsj.com/h9JEom
  
政治献金スキャンダルに巻き込まれ、前原誠司外相が辞意を表明した。就任からようやく6カ月。外相としての在任期間は歴代最短ということになりそうだ。
 
同外相は外国人から約20万円を受け取ったとして野党から厳しく糾弾された。日本の法律は、政治家が外国人から献金を受けることを禁じている。政策や選挙に外国人が影響を及ぼすことへの懸念がこうした規制に結びついている。
 
公明党高木陽介幹事長代理は5日民放の番組に出演し、外相は外国との交渉の最前線、外国人から献金を受け取ったら辞任するのが当然だ、などとして前原外相を非難した。
 
では、その日本の政治に影響力を及ぼしかねないとみられた外国人とはいったいどんな人物なのか。共同通信によると、彼女は韓国人で72歳。長く日本に住んでおり、日本語も流ちょう。京都で焼き肉屋を経営しており、前原氏が中学生のとき一家で京都に引っ越してきて以来の知り合いだという。
 
彼女は共同通信に対し、献金が違法だとは知らなかったと語った。また献金は頼まれて行ったものではなく、何かをしてもらおうと思って行ったものでもないと述べたという。
 
日本には数十万人の韓国人が住んでいる。その背景には第二次世界大戦があり、流ちょうな日本語を話すが、国籍は韓国のままにしている人が多い。こうした人々は選挙権がなく、「外国人」として扱われている。何十年と日本に住み税金は払っているにもかかわらずだ。
 
長年日本に住んでいる外国人からこの程度の金額の献金を受け取っただけで外相が辞任せざるを得ないということは、今の日本の政治がどれだけ厄介な状態にあるかを示している。だが、日本では人口減少が重大な問題となっており、もっと外国人を受け入れるべきかどうかが長年の懸案になっている。そうしたときに、政治家が、在日韓国人に「外国人」というレッテルを貼っていていいのだろうか。
 
記者: Mariko Sanchanta

<日本では人口減少が重大な問題となっており、もっと外国人を受け入れるべきかどうかが長年の懸案になっている。そうしたときに、政治家が、在日韓国人に「外国人」というレッテルを貼っていていいのだろうか。>
 
危ない危ない。在日韓国人は外国人なんですよ。誰が何と言おうとね。

反日の構造
http://noisyminority1999.wordpress.com/2010/08/29/antijapan/
投稿日: 2010年8月29日 投稿者: noisyminority
 ニューヨーク・タイムズの日本叩きが影を潜めて久しいが、それというのも昨年の2月にその徹底した反日記事で知られた東京支局長のノリミツ・オオニシジャカルタ支局に飛ばされて?いたからである。
 ニューヨーク・タイムズ(以下NYT)東京支局は韓国の東亜日報東京支局などと同じく築地の朝日新聞本社内にあり、オオニシはそこから東京発の反日記事をせっせと世に送り出していた。NYTに寄稿されたオオニシの署名記事は共同電などを通じて翻訳されて日本のマスコミの知るところとなり、今度はそれを朝日新聞はじめ日本の大手紙が「天下のNYT」の記事として報じた。似たような構図は他にもあって、韓国放送公社(KBS)の東京支局は渋谷のNHK放送センター内にある。NHKが執拗なまでに韓流をゴリ押しする理由のひとつがここにあることは疑いようがない。
 実際には一つ屋根の下で机を並べているに等しいNYTと朝日新聞。オオニシ支局長もその取材の過程で朝日新聞の恩恵に浴していたことは間違いないし、その論調が優れて朝日新聞的であったことから、朝日が自社の記事をNYTの記事へと「ソース・ロンダリング」するためのシステムとされていた。まさに地球規模のマッチポンプである。
 ちなみにこのノリミツ・オオニシ、日系カナダ人との触れ込みだが、東京支局長時代には同時にソウル支局長も兼任し、The Seoul Timesというネット紙にも嘱託で記事を書いていた。その容姿、さらに大西哲光という「変換できない名前」、記事が常に朝鮮半島目線であることなどから帰化後にカナダに渡航した在日朝鮮人であるとされる。事実オオニシは日本についてはほぼ貶めるだけだったが、韓国については理解に苦しむほどにヨイショする記事ばかり。それでもさすがに北朝鮮提灯記事は書けなかったようだ。いや、単に記事がボツになっただけかも知れない。
 そんな反日&半島礼賛で知られたオオニシもジャカルタからニューヨークに反日記事を送稿するのは無理があるようで、最近の記事を見てもそうしたテイストは完全に消えている。反日という生きがいをなくした彼がジャカルタで抜け殻のような生活を強いられているであろうことはお気の毒としか言いようがない。
 ちなみにオオニシの後任はマーティン・ファクラーハワード・フレンチニコラス・クリストフノリミツ・オオニシと徐々に反日指数が強くなるばかりだった歴代のNYT東京支局長だが、ようやく少しはマトモな記者が着任したということなのだろうか。或いは今の日本は既に叩くべき対象ですらなくなったということなのだろうか。ちなみにハワード・フレンチニコラス・クリストフの下でその薫陶を受け、今や民主党御用記者として知られるのがフリージャーナリストの上杉隆である。
 そんなことを考えていたら、ワシントン発の怪しい記事を目にした。
 ウォールストリート・ジャーナルが広島原爆の日のセレモニーに初めてルース駐日大使が出席したことを伝えた記事で、「日本は、中国やその他の諸国を侵略したことを隠す一方で、ここ数十年間、残虐な行為の犠牲者だと訴えてきた」「リビジョニスト(修正主義者)の教科書は、第二次世界大戦中の『南京大虐殺』など、日本のアジアにおける残虐行為をごまかしてきた」と、日本が被害国の側面ばかりを強調しているかのような内容(【環球異見】「原爆の日」広島式典/MSN産経ニュース)。少なくとも原爆投下国のメディアに言われる筋合いはないが、アメリカをはじめ世界には自らの姿を鏡に写すことすらできない国の方が多い。
 記事はKathy ChenとMariko Sanchantaの連名によるもの。二十一世紀のこのご時世に架空の出来事である南京大虐殺を持ち出すあたりからもわかるように、Kathy Chen(キャシー・チェン)は中国系アメリカ人のようだ。彼女の記事の履歴を見てもとにかく中国ネタに終始している。
 もう一人のMariko Sanchanta(マリコ・サンチャンタ)は日系アメリカ人なのだろう。こちらでその御尊顔を拝むことができる。最近はもっぱら蓮舫に御執心のようで、彼女のアグレッシブな政治手法をアメリカに紹介する一方、それをダシに日本におけるジェンダーギャップにフォーカスし、「未だ男女の性差別が色濃く残る後進国」といったトーンで日本を描き出す。無論オオニシほどではないにしてもやはりこの日系人反日風味がお好みのようで、過去にはフィナンシャル・タイムズで海外の日本食レストランの認証制度を批判する記事を書いている。僕はこの記事の内容にはまったく賛同できない。こんな考えが流布されて、見た目も味もお粗末な物体が「日本食」として外国人に認識されることが我慢ならないからである。
 先に紹介したWSJの広島原爆の日の記事における中国系アメリカ人記者が、記事の内容そのものとは直接関係のない「いわゆる南京大虐殺」を持ち出してまで自分のルーツにおもねるのとは対照的に、これら「日系人」ジャーナリストの方々は自らのルーツにあまり敬意を払わない傾向があるようだ。
 朝日新聞毎日新聞、そして共同通信のコピー&ペーストで社説の雛形まで同社に「外注」している数多の地方紙と、この国には反日で飯を食っている新聞が多いが、そのニュースソースにはこうした「反日日系人」ジャーナリストの存在がある。まだまだ荒削りなうえに現状ではオオニシほどの毒もないが、オオニシ亡き後、サンチャンタがその後継者として有望なのは間違いない。
 
またサンチャンタ