「ファイストスの円盤文字」を解読していたらとんでもないことがわかった
「ファイストスの円盤文字」を解読していたらとんでもないことがわかった
- 作者: 史伝改
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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普通に言えば”とんでも本”に該当するだろう。
エジプト神話→日本神話、ピラミッド→前方後円墳、(元々の)日本国=狗奴国、(本当の?)天皇=弓月の君=秦始皇帝子孫
古代以来の賢者の十二戒はその簒奪者によってゆがめられ、世界に貧困と争いはつきない!(世界市民wwww)
だいたい誰だよ、史伝改って!
だけど、こういう頭を揺すぶってくれる、クラクラさせてくれる本は好きだ。
それにエジプト→ギリシャのつながりは(著者も後書きで書いているが)バナールに言われるまでもなく、いまでは常識だ。
それを念頭に置けば本書の前半部分は首肯できる点が多い。(著者は言語学の素人だが)
また「中華文明」といわれるものの多くが中東由来であることも、本当であろう。
だが、天皇=弓月の君=東日本支配者というのは付いていけない(;^ω^)
この辺はこの人の若い頃罹ったサヨク思想のしっぽなのかも。
また、歴史は歴史でいいのに、なぜか「聖なる戒律」を復活させ世界平和を〜!!っていう、団塊特有のお花が咲いてしまう(残念)