中国人とはなにものか?

      

          
毀誉褒貶ある雑誌だが、漏れは基本的にSAPIOを読んでいる。
いま2つの連載に注目している。
『ゴー宣』の中国論と工藤美代子の『関東大震災朝鮮人虐殺の真実』である。
              
小林よしのりのさり気ないコマに非常に感動した。
それは62pのコマで、地球を外から眺めるよしりんが中国領土を俯瞰している図で、「中国」「モンゴル」「ウイグル」「チベット」「台湾」の各民族が佇立しているのだ。そう!現在の中共は各民族領土を勝手に占拠しているだけなのだ。
いま多くの人が洗脳されている「5000年の歴史の中国」などというのは嘘である。
現在の領土は本当はこう分割されるべきなのだ。
           

              
本来の「中国」は現在の支配地域の面積の40%、人口は90%、つまり面積人口とも日本10倍の国にすぎない。
また、もうひとつ感動したのはよしりんは「中国人(漢民族)」と必ず附記していることだ。
「中国人」という人工概念を認めることが中共への屈服の一歩である。
しつこいくらいこの概念を否定しよう。
(もっともチベット人ウイグル人満洲人というなら「漢民族」ではなく漢人というべきだろう。)
この認識が普及しなければならない。外国人の我々が「中国教」の教義を受け入れる必要などないのだ。