関東大震災時に朝鮮人虐殺はあったのか?

             

                                   
愛蔵太さんの日記ですでに検証されているし、兵藤二十八さんが「震災時の朝鮮人の略奪暴行」があながち噂ばかりではなかったことが示唆していたが、今日に至るまでいい加減なプロパガンダが流布されている問題に「関東大震災で無垢な朝鮮人が差別で殺された」という話がある。工藤さんはこれに挑もうとしているらしい。先月号から連載が開始されたが、そうとうの長期連載になるらしい。これはインパクトは大きい。在日朝鮮人の被害者神話の最後のビッグイシューが崩壊するかもしれない。要注目だ。

「あの時ね、朝鮮人の襲来は流言蜚語だなんて急に言われ始めたけれど、そんなことは嘘だって地元じゃみんな知っていた。放火だって実際にあったそうよ。でもね、普通の朝鮮人を虐殺するなんてことはあり得ないって、何度も聞かされたわ」[p67]

「岡検事、内田検事は・・・事務長に向ひランチの便あらば税関附近に上陸し裁判所の焼跡を見て司法省に報告したい、と話したが事務長は『陸上は危険ですから御上陸なさることは出来ない』といふ。何故危険かと問へば『鮮人の暴動です。昨夜来鮮人が暴動を起こし市内各所に出没して強盗、強姦、殺人等をやつて居る。殊に裁判所附近は最も危険で鮮人は小路に隠れてピストルを以て通行人を狙撃して居るとのことである。もし御疑あるなら現場を実見した巡査をご紹介しましやう』といふ」(震災遭難記パリー丸船内、部長判事長岡熊雄)[p66]

「品川は三日に横浜方面から三百人位の朝鮮人が押寄せて掠奪したり爆弾を投じたりするので近所の住民は獲物を以つて戦ひました。鮮人は鉄砲や日本刀で掛かるので危険でした。その中に第三連隊がやってきて鮮人は大分殺されましたが日本人が鮮人に間違はれて殺された者が沢山ありました」(東京電気学校生徒・西郷正秀君談「北海タイムズ」大正十二年九月六日)[p66]

 
もちろん無垢の朝鮮人が殺された可能性も否定できないが、「日本人が朝鮮人であることを理由に大量虐殺をした」という嫌疑は絶対に検証されねばならないだろう。昨今の四川地震での略奪暴行殺害を見聞するにつれ、100年前の古代社会を脱したばかりの朝鮮人不法行為を働いたという蓋然性も高いと思わざるを得ないんだろ。