東トルキスタン救援デモ

    


   
たまたま渋谷にいて遭遇
人数・メンツなどチェックしてみた(公安かっ)
  
人数・・・漏れの見たところ500〜600人
男女比・・3:7 とはいえこの手の集会にしては女性が多かった 女性のうち若い女子が4割(司会の女子萌え)
外国人・・これは2割くらいか 中国民主運動・法輪講チベット・モンゴル・そしてウイグル人
プロ比・・漏れの印象では本当のプロは2割くらいにみえた。ただ結構集会慣れした参加者多そうだった。初デモ参加というのは少ない?
      
挨拶は
日本ウイグル協会代表 イリハム・マハムティ
チベット自由人権日本100人委員会代表幹事 ペマ・ギャルポ
ダライラマ法王日本代表部事務所文化・広報担当官 ルントック
内モンゴル人民党  バーンリーフー
モンゴル自由連盟党幹事長 オルホノド・ダイチン
自由アジア放送特派員・ジャーナリスト 王進忠
「台湾の声」編集長 林建良
荒川区議会議員  小坂英二
チャンネル桜 水島社長
      
ギャルポさんは言葉の問題を指摘。「ウイグル人チベット人というべき」はいいのだが「漢人と言わずに中国人というべき」というところで参加者の頭に?が飛んだ。ギャルポさんがいうには漢人というと中国人に漢人以外がいるように誤解される。だから中国人=漢人だと認識させるためには敢えて中国人と呼ぼうという話だった。それなら納得。
満蒙蔵回全員集合という観があったが、考えてみれば満洲独立運動がない・・・その代わり台湾独立運動があるが
ところで参加者によって温度差があったが、多数派は中国共産党を打倒し現在の中国を民族ごとに独立させることしか問題の完全解決はないという意見であった。
すげえ遠大な目標!
だが意外に聞こえても実現できない目標ではないと思う。
すくなくとも理念設定はそこから始めないとぶれるからね。
多くの参加者が強調していたのは、この抗議集会は特定ウイグル人を助けろというだけの集会ではないということ。
世界の被抑圧民族を解放する普遍的な運動であり、21世紀の人間社会全体に対する犯罪への糾弾なのだと。
イリハムさんは「たまたま今回の事件なのではない、60年にわたる民族抹殺政策の必然的な結果」との主張。
というか、内容以前にイリハムさんの声がすごかった
本当の悲劇をいま現在経験している当事者の悲痛な叫びが心を打った
日本的なnullい悲劇ではない、19世紀的なむき出しの暴力・悪と対峙しなければならないホンモノの叫び
こんな叫びを漏れは聞いたことがなかった 正直震えた つうか知らないうちに涙腺刺激されてた
水島さんは「今日のチベットウイグルは明日の台湾であり明後日のニッポンだ」と。
その後のデモ行進では
 
中国政府は虐殺をやめろ〜
ウイグルに自由を〜
ウイグル人の人権を守れ〜
ウイグルに平和を〜
奪った土地をかえせ〜
   
等々・・・いやぁ漏れのサヨク時代に「自由・人権・平和」と叫んでいたが、いまはウヨク?が叫ぶんだよねえ〜
つうか本当に真面目に頭に来るのがサヨク主催のウイグル支援デモがないこと。
健在だった頃のamlでは有限な資源分配とか言い訳してたけど、本当は反日糾弾以外萌えないんでしょ( ゚∀゚)アハハ
  
しかし今はよく知られていないウイグルの悲劇だけど、たまさか日本人の中国コンプレックスと欧米の反イスラム感情、世界経済上の立ち位置に助けられているだけで、この問題は巨視的に見ればやがて漢人の歴史的な十字架になる可能性があるよ。
なにしろ中国の蛮行はWWⅡ以降の平時にやらかしているんだから始末に負えない。
今は反米で仲良しぶっているパキスタンやらアフリカのアラブ諸国も注視しているだろうしね。
単に中共の蛮行というに留まらず中国人という存在そのものへの嫌悪感敵意を数百年にわたって発信する巨大なエポックになるだろう。。。
 

2006年1月16日
ラビヤ.カディルさんが交通事故で重傷
  
 2006年1月5日ニューヨーク時間午後7時ごろ、人権活動家ラビヤ・カディル女史が秘書とワシントンD.C.のオフィスからバージニア州の自宅に帰る途中、交通事故に遭って負傷した。
  
 アメリカ警察の調べなどによると、ラビヤ・カディル女史の車に、突然向かいから走ってきた不審なマイクロバスが、ぶつかってきたという。第一撃ではラビヤ女史も秘書も負傷しなかったため、マイクロバスはバックして再びぶつけてきた。
  
 これが決定的打撃となり、ラビヤ女史は頭部と胸部を打撲し、肋骨を骨折した。ラビヤ女史の秘書で乗用車を運転していたスレイヤさんは軽傷。
  
 ラビヤさんは10日に始まったクルバン祭にあわせて退院し、現在はバージニアの自宅で治療中である。
  
 マイクロバスは盗難車だったことが判明しており、運転手は逃走中。また、ラビヤ女史の乗用車は大破。不自然な点が多いことからアメリカ警察は暗殺未遂の線からも捜査を開始している。
 暗殺犯についてはまだはっきりしないが、中国当局が計画したという疑いも濃厚なのである。
   
エリキン 東トルキスタン情報センター
2006年1月15日
http://www.uygur.org/japan/et/2006/01_16.htm

  
参考)
http://uyghur-j.org/main.html