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ウェブで「完璧な翻訳」が!夢のサービスを実現した外国人経営者
白壁達久
2011年9月28日(水)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110927/222822/?mlt
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 「翻訳作業をすべてITでやろうとしても限界がある。翻訳自体はIT化せず、依頼者と翻訳者をつなげる部分にだけ、ITを活用した」とマシュー・ロメインCTO(最高技術責任者)は語る。

 マイゲンゴは世界で69の国と地域に、約3000人の翻訳者を抱える。日本語から英語という日本国内で多く使われる翻訳だけでなく、スペイン語やイタリア語、ドイツ語、中国語、韓国語など15カ国語の翻訳に対応している。
 マイゲンゴのビジネスモデルはどうなっているのか。実は、インターネット上で文字情報を送ると、世界にいる翻訳者たちが、依頼者が求めている言語に翻訳してくれる仕組みになっている。

 「1字2円〜」と価格が安いことも特長で、しかも24時間対応している。
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 海外で生活する主婦など、女性の翻訳者も多い。男女比率は半々だという。翻訳の依頼があれば、登録した翻訳者が「早い者順」で仕事を獲得できる。こなした翻訳に対価を払うため、マイゲンゴが翻訳者に対して固定の人件費負担をすることはほとんどない。今後3年で、翻訳者の登録を現在の7倍近い2万人に増やす計画を立てている。
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