選挙らしい選挙

相川俊英地方自治“腰砕け”通信記
【第38回】 2011年11月29日 相川俊英
“眠れる民意”を呼び起こした大阪ダブル選挙の意義
維新と反維新の明暗を分けた「改革への愚直な情熱」
http://diamond.jp/articles/-/15066
(略)
 久々に選挙らしい選挙を目撃した思いである。
 勝敗はあっけなくついたが、「こういう選挙ならば、自分も有権者として権利を行使したい」と思った人が、多いのではないだろうか。「大阪維新の会」のダブル圧勝に終わった、大阪ダブル選挙のことだ。
(略)
 今回、大阪で久々に選択肢ある選挙が実現し、投票率も跳ね上がった。それは候補者の知名度やタレント性、話題性によるものではない。現状を打ち破るための政策をきちんと提示し、愚直に訴え続けた結果と見るべきだ。
 その意味で、大阪ダブル選挙は民主主義を立て直す第一歩となったと言えるのではないか。
(略)