http://diamond.jp/articles/-/14166
http://diamond.jp/articles/-/14170
http://diamond.jp/articles/-/14171
 さて、最初に見た「安全資産」である金の急落は、「危機相場」一段落を先取りしたものなのでしょうか?

 そうであれば、「安全通貨」の円も下落し、そして、「安全資産」の米国債は価格下落・利回り上昇で、米ドル高が広がる可能性が出てくるでしょう。

 それとも、金の急落は、「危機相場」の長期化、深刻化による手元流動性確保の動きということだけなのでしょうか?

 そうであるならば、金利は大きく上がらず、円はむしろ「有事」の中で全面高が続きかねません。

 金相場の急落は、円安と円高という正反対の可能性を持っています。

 私は前者の可能性に注目していますが、いずれにしても、その答えは遅くないうちに出そうです。