第4帝国!


いろいろ難しい話は聞いたけど、結局結論はチョー簡単なんだな。
ユーロ脱落=国家破綻であり、伝染によってEUは崩壊する。
それを回避するにはドイツが借金を肩代わりするかわりに財政主権を剥奪するしかない。
それってドイツによる占領じゃないか?
帝政ローマ帝国の復活?
第四帝国?

ユーロ圏の解体がとてつもなく難しい理由
2011.09.22(木)
(2011年9月21日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/23240
(略)
デフォルトは可能性の問題ではなく、時間の問題だ。だが、デフォルトはユーロ圏からの強制的な離脱を意味するのだろうか? 答えはノーだ。
(略)
 さらに言えば、迅速に手際よく離脱するのは不可能だということに気づくはずだ。離脱のニュースが伝われば、すべての債務が一斉に売られるだろう。政府は銀行を全面的に閉鎖しないまでも、銀行からの預金引き出しを制限しなければならない。

 また、政府は条約義務に違反して資本規制を導入する必要がある。国内で結ばれた債務契約は新通貨建てに切り替えられるが、外国で契約が結ばれた債務はそれができない。そうなると、多くの企業が破綻する。

 UBSのリポートは、ユーロ圏離脱の経済的なコストは、初年度で国内総生産GDP)の40〜50%に上ると試算している。

 危機の伝染も避けられない。恐らくは、離脱する国とその他の脆弱な国々との間に防火壁を設ける取り組みがなされるだろう。だが、防火壁は壊れるところまで試されることになる。何しろギリシャの債務の大半は、外国の機関や投資家が保有している。

 また、1カ国でも離脱すれば、イタリアやスペインさえをも含む、その他すべての脆弱な国で為替リスクが一段と現実味を増す。こうした国では、政府も企業も簡単には債券を発行できない。銀行は取り付け騒ぎに見舞われるだろう。欧州中央銀行(ECB)は無制限に融資せざるを得なくなる。
(略)
 現時点で必要なのは、中核国の積極的な景気拡大だ。そのためにはECBが即刻金融政策を緩和すべきであり、それと平行して、流動性を欠く公債市場に直面している国々への強力な支援、場合によっては大幅な債務減額を行わねばならない。

 長期的には、最低限求められるのは、今よりずっと徹底した財政的な結束と規律、そして厚い自己資本を備えたユーロ圏全域をまたぐ銀行システムだ。
(略)

追記)
しかしこれってある意味欧州貴族にとって本音では(゚д゚)ウマーなんでは?
もともとEUは帝政ローマの復活を目指したものだったんだもの。
ギリシャ債務なんて行きがけの駄賃。
追記)
ところでナチス第3帝国を、ローマ帝国起源に数えるひとがいるけど、帝政ローマからですからね、念のため。
追記)
なんてことを考えていたらラジオでしょこたんが「ベニクラゲ」の話をしていた。似ている・・・かも(笑)