自治と代議制

漏れは共産主義者である以前に自治論者だ。
なので今井一さんの気持ちはよくわかる。
しかし西欧民主国も普段は上院や代議制や投票人制度で直接民主制を牽制している。
西欧人には本来「デモス主義」は危ない制度であり警戒が必要だというギリシャ以来の常識がある。
それがない多数決マンセーの素朴サヨク日本人にナイーブさを感じる。
民主党に投票しちゃった経緯を考えれば尚更だwww
ただ、国体を護持するのは、優れた支配ではなく、草莽の志だ。
個々の国民の自覚しかないのだ。
原発ノーを可決して、電気代が跳ね上がり、経済が崩壊して働き場所がなくなっても、長い日本の歴史から見れば、それも勉強だ。
漏れは今井さんを支持する。。。
 
追記)
ちなみに直接民主制憲法改正を容易にすることからオールドサヨクにも不評だったりするんだけどねψ(`∇´)ψ

(略)
エディターズ・チョイス
【第22回】 2011年9月21日
原発」は国会議員に任せるな。国民投票で決めるべきだ!

──今井一
http://diamond.jp/articles/-/14078
(略)
 私は、国民の多数が原発容認で行くというのなら、それでいいと思っています。脱原発で行くのなら、それもいいと思います。私が求めているのは、主権者の意思が国家の基本政策に反映されることです。されていないというねじれに、私はたまらなくガマンができないのです。それが、この本を書こうと思ったキッカケであり、15年前からの変わらぬ思いなのです。
(略)
 おじいさんは、「結果はどっちだっていい。大事なことは、オレたちに決めさせてくれたことだ。自分はこの国に生まれて70年になるが、大事なことは全部共産党と政府のお偉方が決めてしまった。そして責任は一切とらなかった。今回初めて資本主義に行くのかどうかをオレたちに聞いてくれた。それがうれしい。そこが重要なんだ」と言ったのです。私はそれに感動して、やっぱり国民投票はいい、ぜひこういうことについて本を書きたいし、取材もしたい、調査もしたいと思ったのです。
(略)