多焦点眼内レンズ


ふうん、便利なものだなあ
技術の進歩って誰も不幸にしないwin-winがありうるところが魅力だね。

老眼の矯正とで一石二鳥!? 白内障治療の先進医療
監修 ビッセン-宮島弘子(東京歯科大学水道橋病院眼科教授)
(略)
 国内で使用できる眼内レンズは保険適用3割負担の「単焦点」と、手術費は自費負担の先進医療制度による「多焦点」の2種類。単焦点眼内レンズは、遠近どちらか片方にピントを合わせる設計で、術後も8割以上が眼鏡を必要とする。
 一方の多焦点眼内レンズは、手元と同時に遠方にもピントが合うよう設計され、白内障治療と老眼矯正の一石二鳥が期待できる。実際、レンズ挿入後は9割以上が老眼鏡を手放せる。ただ中間距離がぼやけるので、術後に違和感を訴える声もあった。
 このため最近は若干、近方用の矯正力を弱め、手元から遠距離まで広い範囲で良好な視力を確保するタイプの多焦点眼内レンズが登場。欧米ではすでに白内障治療の主役になっている。日本では昨年末に発売されたばかりだが、患者満足度は9割と好評のようだ。
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