アンパンマンの歌
92歳現役やなせたかし「アンパンマン」に込めた人生哲学
【 09月01日(木) 総合/デジタル総合 22:55 〜23:24 】
爆笑問題の2人が92歳の今も現役で活躍する「アンパンマン」の作者・やなせたかしの仕事部屋を訪問。ぬいぐるみで埋め尽くされた部屋に入ると、やなせは「アンパンマンのマーチ」を大声で歌い度肝を抜く。東日本大震災後、ラジオ局へのリクエストが殺到したこの曲には、「なんのために生まれてなんのために死ぬのかわからないなんて そんなのはいやだ!」「そうだ、うれしいんだ 生きる喜び たとえ胸の傷がいたんでも」といった深いメッセージが込められている。
やなせは、アンパンマンの中で自らの人生哲学を表現している。アンパンマンが自分の顔を困った人に食べさせる設定の背景には、中国での従軍経験や戦後の価値観の大転換を目の当たりにしたやなせの「どちら側から見ても揺るぎない正義とは、自分を犠牲にして飢えている人に食べ物をあげることだ」という思いがある。
ほかにも「手のひらを太陽に」の作詞エピソード、手塚治虫と机を並べて仕事をした日々の話など、興味深いエピソードで爆笑問題の2人を圧倒する。
以前からやなせさんは好感をもっていた。
歌にも話にも嫌みがないんだよなあ。
やっぱり密かに支持されていたんだなあ。
被災地での自衛隊音楽隊の必須ソングだそうだ。