貧困ビジネス

感情的に納得いかないのは判る。しかしイザとなれば逃げ出せるのも事実だ。元ホームレス達は選択しているのだ。
路上生活に比べたら遥かにマシなのも事実。
ある意味で「Win−Win」ではないのか?
ヤクザと繋がりがあるってだけじゃ規制は出来ない。

WEDGE REPORT
生活保護費増加の陰で貧困ビジネス拡大
2011年08月24日(Wed) 
WEDGE編集部
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1466
(略)
 NPOは路上生活者を連れてきては、この建物に住まわせ、役所で生活保護を申請させていた。保護費の支給が認められると、当然だとばかりに保護費のなかから入居費用を徴収する。小誌が入手したその請求書によると、1か月の請求額は、家賃だけでも5万3700円。共益費や水道光熱費、弁当代などすべて合わせると、なんと11万200円。支給される保護費は13万円ほどだから、大部分がNPOに搾取される形だ。
 
 毎月、生活保護費の支給日には、NPOの関係者らが役所の玄関で待ち構えている。入居者が保護費を持って逃げないように監視し、その場で徴収するのだという。
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 しかし、昨年6月の神奈川新聞によると、この建物の部屋から覚せい剤5グラムが見つかり、部屋に住む男とNPOの相談員が覚せい剤の営利目的所持で警察に逮捕される事件が起きている。部屋に住む男は、NPOの相談員から「一緒にシャブを売らないか」と誘われたと供述したということで、相談員が闇社会との接点を持っていたことがうかがわれる。警察関係者は、「貧困ビジネスを運営する企業や団体の中には、暴力団とつながりを持ち、資金源となっているところも少なくない」と指摘する。
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