中国のリビア債権3兆円

WEDGE OPINION 各国企業が詣でるリビアカダフィ派の素顔
2011年08月29日(Mon) 
畑中美樹
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1469
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 カダフィ後のビジネス権益の行方を最も気にしているのが、最後まで国民評議会をリビアの代表と認定することに二の足を踏んでいた中国である。中国はリビアに石油を含めた投資案件が21件、事業案件が50件もあり、合計額は3兆円を超すと見られる。カダフィ政権の崩壊後、中国政府の高官がいち早く自国の事業権益の保護を求めたり、国民評議会と親密なフランスに接近し石油権益などの維持を目指すなど巻き返しに必死となっている。
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