ドットフランク法

ドット・フランク法
2011-07-15
http://ameblo.jp/investlife/entry-10954068148.html
 
ドット・フランク法が今日から施行されます。
 
リーマンショックを契機にして金融危機に対応して金融規制監督を大幅に強化するためにオバマ大統領が2010年7月21日に成立させたものです。内容は包括的かつ大幅な改革なのですが具体的には
 

①システム上重大な金融機関の規制監督の強化
②システム上重要な金融機関の破綻処理法制の整備
③店頭デリバティブ規制の強化
ヘッジファンドなどの私募ファンドのの助言業者の規制強化
⑤上場会社の規律の強化

 
1930年代の大恐慌以来の金融改革立法であると指摘されています。
 
マーケットにどんな影響が出るかは半年位してみないと分かりませんが必ず何かが変わるでしょう。これについてしばらく触れてみます。

ドット・フランク法
2011/07/16(土) 12:01
http://www.acekoeki.co.jp/branch/nagoya/blog/post_1535.php
 
2008年の金融恐慌を経験し、金融機関の肥大化、暴走を食い止めるために米政府が制定した金融規制改革法(ドット・フランク法)が昨日施行されました。
 
この法案は重要な金融機関の規制監督の強化や破綻処理法制の整備、銀行業務の分離(商業、投資の分離)などが盛り込まれていて、1933年成立のグラス・スティーガル法以来の抜本的な金融規制改革と言われています。
この法案の中には米国民の金銀取引が禁止される内容が含まれています。これによって米国一般市民(一定以上の資産・収入を有する富裕層などは対象外)は先物価格によるCFDの取引などが出来なくなってしまうとのことです。
米国がデフォルトや通貨切り下げなどを行えば、富裕層は金銀での資産保全が可能ですが、一般市民はドルとの道連れになります。米国のデフォルトが囁かれている今だけに金銀での資産保全は防衛手段の一つ。それが出来なくなるこの法律の制定は、富裕層が対象外になる、勝者が全ての米国らしい法律ではないでしょうか。
ただ、米連邦債務上限問題も重なり、米国のデフォルトも現実味が増してくるのではないでしょうか。
 
金シャチ

(略)
 ドットフランク法の施行が迫って来ました。一般の人は、売買してはならないとの法律ですが、富裕層はその限りではありません。額面どうり見て、売りが殺到して暴落と言う人もいますし、米国が債務不履行に向けての、借金棒引き作戦を始めたので、ドル建ての金は、大暴騰するとの見方もあります。 1929年の世界大恐慌後の動きと、2008年のリーマンショックと、似通っているので、様々な、物議を醸し出しております。 1931年に英国が金本位制を放棄し、米国内でも同様の懸念が起こり、金流出が起こります。1933年には米国で銀行の業務一斉停止、金本位制停止、外貨取引禁止、個人の金保有禁止、そしてその後ドルの引き下げが行われました。米国の金個人保有禁止は、1970年代まで約40年近く続くことになります。今回の、ドットフランク法の施行の意味は、大恐慌後の後処理と考えるべきでしょうか??
http://blog.livedoor.jp/landsky/archives/51844997.html