原発解散

空き缶はあきらかにネットで「使えそうな正論」をチェックしているね。
で、B層向けにパフォーマンスしてしがみつきを合理化している。
仮に脱原発がきまれば、原発推進新興国への工場移転が急増するだろうな。
税収が落ちるから消費税が上がり、若者は失業・重税に悩むことになる。
だからコストを押し上げない時間を掛けた移行策が必要だと思うんだが、空っぽな缶は国益損ねても平気でホルホルするだろう。。。

飯田哲也の新・エネルギー原論
【第6回】 2011年7月7日 飯田哲也
海江田「原発再稼働要請」無責任発言の裏で脱原発自然エネルギーへの“地殻変動
http://diamond.jp/articles/-/13011
(略)
 この連載の第1回目で、私は以下のように述べた。
 
「全原発の即時停止を避けたければ、地域の首長や住民の合意を得ることのできる最低限の『仮免許的』な判定基準と、ある程度の損害賠償の枠組みを作らねばならない。それをもとに、既存の原発に対してバックチェック(ストレステスト)を実施し、それぞれの原発を動かすか否か判定する必要がある」
 
 しかしながら、海江田大臣の発言には呆れるほかない。何の見直しのないまま「ほかの原発は安全です」と言うのは、「非科学・非論理・無責任」極まりない。
(略)
 原子力行政に関しては、京都大学原子炉実験所の小出裕章さんや東芝で原子炉格納容器を設計していた後藤政志さんといった、安全性に対する知見を備え、自らの尊厳を懸けて仕事をする人をトップに据え、真に独立性が高く、実効ある組織に見直すことが急務である。
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 もっと早く手を打つべきだった。多くの人がそう思っているが、それでも菅首相を応援しているのは、菅さんよりも期待できる「次」が見あたらないからだ。誰が首相になっても、今の菅さんほどこの法案を真剣に通そうとする人はいない。
(略)
  日本世論調査会が6月18日に発表した原子力発電再開の是非を問うた世論調査によると、廃炉を進めることを支持した人は約82パーセントにのぼった。この結果には、イタリア国民投票原発凍結賛成票が94パーセントになった影響も出ているだろう。
(略)