日の丸パソコン、まるごと中国傘下に

IBMのパソコン部門ってもともと日本のヤマト研究所だったんだよね。
NECはソンマサヨシのせいで世界覇権を取りそこなった日の丸パソコン旗艦企業。
そのふたつまとめて聯想の傘下とはね。

2011年7月4日 page:1/4
NECレノボ、パソコン事業連合が始動
部材調達の共通化や電話サポートの統合を推進
松元英樹=日経パソコン
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20110701/1032742/?set=ml
 日本のパソコンメーカーでシェア1位のNECと、中国最大のパソコンメーカーであるレノボ・グループの合弁会社が2011年7月1日に発足した。両社は1月27日、国内のパソコン事業部門を束ねる新会社の設立を発表(図1)。以来約5カ月の準備期間を経て、事業統合を実現させた。NECの日本市場でのブランド力や充実したサポート体制、レノボの世界的な部材調達力や堅牢技術といった特徴を生かし合い、グループ事業体として国内パソコン市場で圧倒的な地位を構築する狙いがある。
(略)
 新たな合弁会社レノボNECホールディングス」は、NECが49%、レノボグループが51%を出資する持ち株会社
(略)
最大の理由は生産コストの軽減だ。パソコンの価格競争が激化する中、日本国内の市場だけを見て開発・生産をしていたのでは、パソコン事業の競争力や健全性を損なう恐れがある。
(略)
レノボが海外で公開している資料によると、レノボNECのパソコン事業の価値を、4億5000万ドル(1ドル80 円換算で360億円)と見ており、レノボ合弁会社の設立にあたって、出資額とは別にNECに1億7500万ドル(140億円)をレノボ株で支払う。将来、一定の収益が獲得できた時点で残りの2億7500万ドル(220億円)をNECに渡すという。
(略)