70代の9割が白内障!

 
でも40万円、15分で手術して、眼鏡も不用になるんだって。
将来ほんとうに困ったら試す価値はありそうだ。

カラダご医見番
【第47回】 2011年6月6日 井手ゆきえ,編集部
老眼の矯正とで一石二鳥!?白内障治療の先進医療
監修 ビッセン-宮島弘子(東京歯科大学水道橋病院眼科教授)
http://diamond.jp/articles/-/12510
(略)
 白内障の9割は眼の中の天然レンズ「水晶体」が加齢によって徐々に濁る眼の老化現象。40代から進行し始め、60代で約7割、70代で約9割が白内障と診断される。
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 このため最近は若干、近方用の矯正力を弱め、手元から遠距離まで広い範囲で良好な視力を確保するタイプの多焦点眼内レンズが登場。欧米ではすでに白内障治療の主役になっている。日本では昨年末に発売されたばかりだが、患者満足度は9割と好評のようだ。
 さて、多焦点眼内レンズによる白内障の治療費は先進医療制度を利用しても片眼30万〜40万円。高額だがいったん挿入すれば一生裸眼で過ごすことも可能だ。ただし、白内障も老眼もさほど進んでいない時点で手術を焦ると、逆に見え方の質が落ちる危険性もある。「こんなはずでは」と後悔しないよう、手術時期については専門医とよく相談することだ。