共産党が一番外国人献金に厳しい件


前原辞任は敵前逃亡じゃないかと疑ったよ、たった5万円だから禊ぎ済ませて返り咲き準備とか
テレビまで大騒ぎするって事はマスゴミ様的にはGOが掛かっているってことで
 

前原外相辞任:政権運営視界ゼロ ポスト菅、乏しく
2011年3月6日
 
前原誠司外相の辞任により、仙谷由人官房長官に続き、菅直人首相を支えてきた主要閣僚が閣外に去ることになった。両氏が所属する前原グループの「菅離れ」が起き、政権基盤の弱体化が進むのは確実なことに加え、ポスト菅の筆頭だった前原氏の目がなくなったことで、民主党政権の今後の戦略も描けない混とん状態に陥った。自民党など野党は勢いづき、国民年金第3号被保険者の切り替え漏れ問題で細川律夫厚生労働相にも辞任を迫る構えだ。「ドミノ辞任」の可能性も否定できず、衆院解散・総選挙か内閣総辞職に追い込まれる「3月危機」が一段と現実味を増してきた。
 
 政府・与党内には11年度予算関連法案の審議が行き詰まる「3月危機」を乗り切るため、菅直人首相を交代させたうえで、新しい首相であらためて与野党協議に臨むか、衆院解散・総選挙に打って出る方策も取りざたされていた。だが、前原氏の辞任でその選択肢も厳しくなった。
 
 野田佳彦財務相蓮舫行政刷新担当相も、脱税事件で有罪判決を受けた男性の関係企業からの献金やパーティー券購入が発覚。また、岡田克也幹事長は小沢一郎元代表の処分を巡る対立で、中間派も含め党内の支持を急速に失っている。
 
 「倒閣運動」を進めてきた小沢グループも、小沢元代表自身は党員資格停止処分を受けて代表選に出馬できず、ほかに有力な首相候補も持たない。ベテラン衆院議員は「だんだん後任がいなくなるから、ますます菅さんは元気になる」と語った。
 
 主流派にも非主流派にもめぼしい「次の顔」が見あたらない中、「絶対に自分から辞めるとは言わない」(首相周辺)という首相がこのまま粘って解散に持ち込むシナリオも現実味を帯び始めた。小沢元代表に近い党幹部は「菅首相にできるはずがない」と声を荒らげる。菅グループ幹部も「菅首相で解散すれば菅グループも落選するんだから、みんな反対だ」と語るが、政権の先行きは不透明感を増している。
 
 一方、自民党など野党は、民主党が首相交代で政権浮揚を図る選択肢は取りにくくなったと判断。国民年金の第3号被保険者の切り替え漏れ問題を抱える細川律夫厚生労働相とあわせ、首相の任命責任を追及し早期の衆院解散・総選挙に追い込む構えだ。
 
 自民党谷垣禎一総裁は6日夜、「菅政権の政権担当能力、統治能力の欠如が改めて露呈した以上、一刻も早く解散・総選挙を行い、責任ある体制を再構築すべきだ」。石破茂政調会長は「首相の任命責任は残る」と指摘した。菅政権が予算関連法案への協力に望みをかけていた公明党山口那津男代表は6日夜、記者団に「辞任はやむを得ない。内閣は求心力を失っており、総辞職か解散をせざるを得なくなっている」と指摘。社民党福島瑞穂党首も「首相のガバナンスが問われる」と批判した。みんなの党渡辺喜美代表は「菅内閣のドミノ崩壊が始まるだろう」と述べ、共産党市田忠義書記局長は「外相辞任で済むことではなく、国会で引き続き真相を究明する必要がある」とコメントした。【野原大輔、野口武則】