天皇財閥―皇室による経済支配の構造
- 作者: 吉田祐二
- 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
- 発売日: 2011/02
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まだ読んでいないのに何か書くのは主義に反するのだけど、以前陰謀論系人気サイトで皇室はユダヤの傀儡だという主張が執拗に書かれていたことを思い出す。
戦前の皇室財産が巨大であったこと、戦後それが形を変えて日銀株などの国家資産のなかに組み込まれたこと、と、皇室ご一家がユダヤ帽被って金勘定することは全く別のことである。
だいたい皇室財産って皇室が自由に出来る財産だと誤解させる時点でその手の陰謀論者は終わっていると思う。
なんだか反体制的呪詛が皇室への悪罵になっているという拗らせた系のサヨクを想像するのは漏れだけか?
追記)
むかし読んだこの本を思い出しました。
- 作者: 浜田政彦
- 出版社/メーカー: 三五館
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神々の軍隊VS国際金融資本の超暗闘 国体=天皇を護る人々の聖なる敗戦 (5次元文庫)
- 作者: 浜田政彦
- 出版社/メーカー: 徳間書店
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単行本で読んだとき著者紹介の既刊本は「ヒトラーを描いた『僕は画家になりたかった』などがある」とか簡単にしか触れられていなかった。
Amazonで検索してその理由がわかった。著作リストを見た後ではとても真面目に読めなくなるからだw
まぁ漏れはちゃんと出典が書かれていれば肩書きや趣味?には拘らないけど、それにしてもちょっときつい。。。
「1969年神奈川県生まれ。大学院で古代ギリシア哲学を専攻し、「哲学者プロティノス(新プラトン主義)とグノーシス思想の関係」を研究」
というのだけど大学名を伏せているところとかも怪しげ。
もうひとり陰謀論的反天皇論を量産しているのが鬼塚英昭さんだ。
- 作者: 鬼塚英昭
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副島系のお弟子さんたちには結構好評みたいだけど、鬼塚さんってどうも旧左翼的怪電波が混線するようでイマイチ信用ならない。
1933年生まれなんだよね。
副島さんも鬼塚さんの本を推薦していたけど、天皇陰謀論については距離を取っているようだった。
まぁ取り敢えず読んでから考えるか。