殺処分2題


 
なんというか、いろんな意味でゾッとする話。
 
毒薬が足りないので生き埋めにする。地中でもがき苦しみ防護シートを破る。いい加減に埋めた上内臓処理もしていないので屍体が膨張爆発散乱。鷲の大群が屍肉を漁る。水道から血が流れでる・・・しかもこれ皆伝染病の疑いのある豚の話。。。
 
そして、誰もが思っても書かない疑問。
韓国の畜産業者ってヤバイ業界とか関係あるのか?
ただ単に韓国人はテキトー(本人に言わせるとラテン気質だそうですw)ってだけじゃない事情があるような・・・
  
これに対してミンス党政府がどういう防疫措置をとったのかも謎。。。
当然大きく報道もされない。韓国焼肉風評被害懸念のため(笑)
  

水道水から血が! 韓国口蹄疫、ずさん殺処分で大騒ぎ
http://www.asahi.com/international/update/0217/TKY201102170413.html
【ソウル=箱田哲也】「血が混じっている水が出てきた」――。家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)が猛威をふるう韓国で、ずさんな殺処分が原因とみられる苦情が住民から相次いでいる。埋められた家畜の体液が土中にしみ出し、地下水や土壌を汚染しているのが特に深刻とみられている。全国で埋められた牛や豚は335万頭以上。韓国政府は、被害を食い止めようと必死だ。
 
 韓国政府は15日、口蹄疫鳥インフルエンザのために家畜を埋却した場所が全国で4632カ所に上っており、2月末までに埋却地の点検を徹底する、と発表した。
 
 韓国メディアは連日、「水に血が混じって変な味がする」「埋却地から鼻が曲がるほどの異臭がする」といった周辺住民の声を大きく取り上げ、行政の適切な対応を促す。政界では野党も政府の無策ぶりを糾弾。民主党国会議員は、埋められた全ての家畜の体液の総量を人口で割ると、国民1人あたり1.2リットルにあたる量が予想されると警告した。
 
 汚染の原因は様々挙げられているが、あまりの殺処分頭数の多さに家畜を安楽死させる薬が底をついたことも指摘されている。政府は中国から急きょ薬を輸入したものの成分が弱かったことなどから、家畜を生きたまま埋却するケースが各地で相次いだという。李万儀・環境相は11日に出演したラジオ番組で「家畜が完全に死んでいないまま埋めれば、二重に敷いたビニールシートもツメや口で破れる恐れがある」と語った。
 
 季節が春に向かうことにも警戒が強まる。いったん埋めた豚が膨張して、土の中からはみ出てきた事例もすでに報じられている。気温が上がれば腐敗が進み、悪臭などが広がりかねない。埋却地自体の自然崩壊や大雨による流出の恐れも指摘される。
 
 専門家らからは、家畜を焼却したり、切断したりして埋却すべきだとの声も出ているが、処理コストが膨れあがるのは避けられない。
 
 政府は埋却地の崩壊などは報告されていないとしているものの、南東部の慶尚北道の埋却地89カ所を調べたところ61カ所が何らかの補修の必要ありとの結果が出たことを明らかにした。
 
 李明博(イ・ミョンバク)大統領は最近、大統領府の幹部会議のたびに「地方自治体と協力し、水質汚染など環境問題が発生しないよう細心の注意を払わねばならない」とげきを飛ばすが、口蹄疫との戦いは、まだしばらく続きそうだ。

口蹄疫埋却地から悪臭…ワシ500羽集る
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=137563&servcode=400§code=430
17日午後2時、京畿道漣川郡百鶴面(キョンギド・ヨンチョングン・ベクハクミョン)ノゴク2里。ここはもともと大規模な畜産団地だった。しかし最近、村の畜舎はがらんとしていて、静けさが漂っている。
 
畜舎の近くには100平方メートル規模にもならない小規模な口蹄疫家畜埋却地があちこちにできている。村の入口にある1カ所を除いた25カ所の畜産農家の韓牛・乳牛・豚がすべて埋却されたからだ。
 
昨年12月21日に乳牛を埋めたという警告表示板が設置された50平方メートル規模の埋却地に近づくと、鼻を突くようなにおいがした。家畜の腐った死体から発生するガスを取り出すために設置したプラスチックパイプからは、呼吸できないほどの悪臭が出ていた。ここは傾斜のそばにあり、少しでも雨が降れば埋却地の浸出水が小川に流れ込むしかない。ここから3キロほどの下流には臨津江(イムジンガン)がある。
 
埋却地の上空にはワシ(天然記念物第243−1号)100羽以上が2.5メートルほどある羽を広げて飛んでいる。一部のワシはエサを求めて埋却地周辺の地上に降りたり、10余メートルほどの高さで旋回している。村の住民ホン・ソンホさん(52)は「昨年12月末から埋却地で家畜の死体が腐るにおいがし始め、ワシが群がってきた」と話した。
 
ワシの群れの飛行について300メートルほど移動すると、口蹄疫発生農家付近の畑に500羽ほどのワシが集まっていた。こちらは世界最大規模のワシの越冬地、民間人統制線内の坡州市長湍面巨谷里(パジュシ・チャンダンミョン・ゴゴクリ)チャンダン半島から18キロほどの距離にある。チャンダン半島には現在700羽ほどのワシが越冬中だ。
 
現場に同行した韓国鳥類保護協会のハン・ガブス坡州市支会長(58)は「口蹄疫埋却地とその周辺のずさんな事後管理のため、ワシが民間人統制線の外側の農場と民家の周辺に集まっているようだ」と話した。ハン氏は「もし生き埋めにされた豚の死体が腐敗して膨張し、外に露出でもすれば、ワシがこれを食べて他の伝染病が広がるのではないかと心配している」と語った。
 
京畿道利川市(イチョンシ)では実際、口蹄疫のために埋められた豚の死体が腐敗して膨張し、外に露出する例が相次いでいる。利川市によると、1日、戸法面(ホボプミョン)ジュミ里のA農場埋却地から豚の死体が出てきているという申告があった。腐敗しながら風船のように膨らんだ豚の死体が埋却地の外に出てきたのだ。市は防疫要員を送って死体を埋め直したが、一週間後、同じ埋却地から豚の死体5−6頭がまた外に飛び出した。これまで6カ所の埋却地で同じ現象が発生している。市は、気温が上昇し、豚の死体が腐敗しながら発生したガスのために死体が膨らみ、埋却地の外に出てきたと推定している。