福島さんは体制の問題というが、物乞いは世界中にいる。もちろん日本にも。
中国の物乞いの特徴は広大な国土と希薄な戸籍管理による匿名性がポイントのように思う。
毎年どのくらいの誘拐事件が発生しているのか。
統計にあるのは所謂身代金目当ての誘拐事件ばかりで、事実上の人身売買による誘拐は行方不明に分類されてしまうようだ。
そうなると単に失踪したのか事件事故に巻き込まれたのか人身売買なのか判定しようも無い。
また中国の場合子供の売買は歴史的伝統なので親が同意した「誘拐」?すら想定しうる。
15億人の人口で、子供7千人(500人/1億人)、1万2千人(800人/1億人)は少ない希ガス
たぶん実数は10倍くらいじゃないかなあ。。。
それにしても、サヨクは戸籍管理を否定してきたけれど、戸籍も国籍も無い、無権利の人民が1億人いるという中国をどう考えているのだろう?
形式的人権が剥奪された北斗の拳状態の人たち。。。
そんな現実が隣国にあるのだった。

2011年2月16日(水)
「物乞い子供」の写真が続々アップされている理由
根絶ほど遠い誘拐事件、始まった草の根救済運動
福島香織
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110214/218413/
(略)
 2009年4月当時の公安当局が行った第5回全国誘拐根絶行動で摘発された子供の誘拐事件は4595件で6785人の子供が救出された。ちなみに女性の誘拐事件はもう少し多く、6574件で救出人数は1万1839人だ。女性も誘拐されては、売春窟に売られたり農村の嫁に売られたりする。
(略)
 寒空の下でわざわざ服をめくって派手な手術跡を見せながら涙ぐんで訴える父親の言葉は嘘ではないと思ったが、100元札を渡しながら「いくらぐらい稼げるのか?」と聞くと「そんなに多くはない、先月は2000元ぐらいだ」という言葉には信じられない気持ちだった。そのぐらい稼げるものならプロの物乞いになろうという農民も出ようものだ。
(略)