米移民緩和見送り


そりゃこんだけ失業が問題になってりゃなあ
だいたいこれって典型的なごね得だろう
真面目に移民申請するのはバカって話だからな
・・・それにつけても日本の帰化用件の緩さよ

米上院、「ドリーム法案」実質否決−不法移民の子供の在留資格問題
2010年 12月 20日 7:19 JST
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_161987
【ワシントン】米上院は18日、学歴など一定の条件を満たした不法移民の子供たちに在留資格を与える「ドリーム法案」の上程をめぐる採決が行われた。その結果、賛成55、反対41で、過半数となったものの、法案に反対する共和党の議事妨害を防ぐために必要な60票に届かなかった。この結果、成立は絶望的となった。

 同法案は正式には「外国系未成年者のための発達・救済・教育法案」で、頭文字をとってドリーム法案という。16歳未満で非合法的に米国に連れてこられた若者を救済することが狙い。5年間米国に住んでいて高校を卒業し、さらに2年間大学(短大)に通うか兵役に就けば在留資格を与えるという内容だった。

 上院のハリー・リード民主党院内総務(ネバダ州)の最優先課題だ。同氏は11月の中間選挙で同法案を支持する同州の多数のヒスパニック系住民の支援を得てかろうじて当選していた。法案支持者たちは、親に連れられて米国に移民した子供たちを罰するのは不公平だとして、法案成立を求めていた。米国では高校を卒業する不法移民の子供たちは年間6万5000人に上る。

 オバマ大統領は上院の表決結果に「失望させられた」とし、「この重要法案を議会通過させない理由はまったくない」と述べた。

 これに対し法案に批判的な人々は、同法案は法律を破った人々の利益になるとし、非合法移民に在留資格を与える前に議会は国境警備をしっかりする必要があると述べていた。

 下院は12月8日にドリーム法案を賛成216、反対198で可決していた。しかし来年1月には、大多数が法案に反対した共和党が新下院で過半数を占める。また上院でも同党の議席数は42議席から47議席に増える。このため、同法案が議会を通過する公算は少なくとも向こう2年間、絶望的になる見通しだ。
記者: NAFTALI BENDAVID