帰化も簡単


何度も同じ話で恐縮なんだが、参政権というのは国民皆兵とセットなのだ。
戦争のたびに拡大し、総力戦後に女性まで含めた参政権が完成した。
単なる人間集団が国を守る一員であることに覚醒することで国民に変性し参政権を得る。
だから西田昌司さんのいうことはまったく正しい。
そして在日韓国人がやたら税金払っているから参政権寄越せとかサヨクが税金払っているのにかわいそうとか言うのにキッパリ反論できないのはこの事実を直視していないからです。

http://www.nikaidou.com/archives/8688
しかし、あえてわたくしはここの問題点を言いたいんです。とういのは、帰化することによって、外国人は一体、何の義務がつくんでしょうか。実は何にもないんです。 
 
 それは外国人の問題じゃないんですよ。日本国民自身が、納税以外に義務がないんですよ。今の憲法の仕組みでは、外国人云々言う前にですよ、日本人自身、国民自身が国を守る義務が、どこにも書いていない。だから、外国人が帰化して、日本人になっても、義務的には法律上、何も変わらない。
 
 だから、逆に言うとですよ、納税の義務を外国人が果たしている、日本国民だって、納税の義務しか果たしていないじゃないか。じゃあ、同じ義務を果たしている、そして同じ言葉を喋っている永住外国人なら参政権を与えても良いんじゃないかという、トンデモ論法が出てくるんですよ。
 
 まさに、この問題は外国人の問題じゃないんです。我々国民が本当の意味で国民になっていないということなんですよ。まさに、この日本にとっての最大の危機は、日本国と名乗りながら、日本国民がいない。まさに、国を守るべき民がいなくて、どうやってその民を守るための政府があるのか、という話なんですよ。(後略)」

追記)
以前自民党憲法に徴兵義務を盛り込もうとかアホなこと語って目茶目茶たたかれていたけど、あれも趣旨としては国防義務をもりこみたかったんだよね。だったら単純に国防の義務とだけいえば良かったのに国防=徴兵としか思いつけないのがアホなんだ。