ＧＳは昔（ＩＭＦ占領期以降）から韓国ヨイショが激しいんだよね。
そらそうだよ、ＩＭＦ占領軍の実行部隊はＧＳだったようなものだから。
そこで韓国は日本型資本主義から米国型資本主義に改造され、韓国内で搾取した資金を大企業に傾斜配分して輸出攻勢を掛けるという戦略をとらされた。一企業功成りて万民窮す。２０世紀の原始的蓄積だね。そして大企業のアガリは欧米の株主が持ってゆくという。。。
この記事の著者はその辺ちゃんと書いていて好感がもてる。
日本はもしもボックス韓国を観察して、国体と企業利益の最適解をさぐるべしということ。
追記）
それにしても要するに韓国経済マンセーは超単純に「ウォン安輸出好調」に尽きるんだよなあ。
いま円が１２０円になったらを考えてみればいい。
APECとG20は韓国に何をもたらすか？
第13回：2038年には1人当たりGDPで日本を追い抜く？
金 美徳
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20101115/217096/?P=4
(略)
2038年に1人当たりGDPで日本を追い抜く？
将来予測は、ゴールドマン・サックスレポートによると、韓国の1人当たりGDPが2038年に日本を抜くと予測されている。また、韓国GDP は、2050年までに韓国と北朝鮮が統一した場合、日本、ドイツ、フランスなど先進7カ国をしのぐ世界8位の経済大国（朝鮮半島GDP6兆560億ドル）になると予測されている。これは、2008年韓国GDP（8,630億ドル）の7倍に相当する。主な理由は、韓国の技術と資金力、北朝鮮の天然資源と労働力の結合によるシナジー効果を挙げている。
ただ、韓国経済は、この好調が本当にこれからも続くのかどうかは分からない。また、多くの課題も抱えている。例えば韓国の経済発展と企業躍進の裏では、多くの国民が犠牲になるという社会構造問題だ。企業が生産拠点を海外に移しているため、国内の雇用は少ない。
熾烈な競争をくぐり抜けて一流企業に入社しても、失敗すればすぐに解雇される。社内競争に敗れた人も次々と退社し、定年も事実上50歳代前半となっている。中途退職した人の大半は、飲食店などの自営業で生計を立てているが、これらの個人商店も乱立していることから、食べて行けないのが現状である。
このような競争社会で子どもに勝ち抜かせるために教育熱が度を超しており、教育費もかさむため、夫婦は産む子どもの数まで減らさざるをえず、出生率は世界最低水準となっている。したがって韓国経済と韓国企業の躍進は、国民の血で支えられていると言っても過言でない。今後、さらなる躍進を図るためには、国民の犠牲と経済格差をどれだけ解消できるかが重要な課題となるであろう。
