なんだか漏れの軽蔑する『AERA』の高学歴女性向け記事みたいなノリである。
それでもメモしちゃったのは「なんで日本女性は告白を待つのか?」というテーマに関係していたからだ。
「女性が必然を納得し結婚の閾値を乗り越えるために男性からの告白が必要」
というのが著者の結論ですが、漏れがわかりやすく敷衍すると、
・女性が一目惚れするような男子との出会いは現実にはほとんど無い
・つまり可も無く不可もない男子ばっか
・そんなとき男子から告白されれば「ま、いっか」と結婚に踏み出せる
ということか。
でもさ、それって男性だっておんなじじゃん?
そもそも「必然」なんて求めるからいけないんだよねえ。
必然を求める傾斜を称して「近代ロマンチックラブイデオロギー」と呼ぶ。
諸悪の根源です(笑)
でも面白きなき世の中でそれくらいしかwktkするイベントないもんな〜
平凡な市井の庶民女子がヒロインになる唯一の機会だもんね
女子のほうがこのイデオロギーに洗脳されていることは分かった。
それがなぜかという問題はまた考えよう。。。
でも、この洗脳もそろそろ解け始めている希ガス
というのは『ゲゲゲの女房』のヒットのことだ。
武良布枝のインタビューとか読むとまるでそんな欲求もっていないもの
見合いで結婚して専業主婦で何か成し遂げるわけでもなく貧乏でも小さな幸せに感謝する・・・
その彼女の生き方に共感する人が多いというのは興味深い。
他方、2006年放送の『結婚しない男』(結婚できない男ではない)で夏川結衣扮する女医さんは、
見合い相手に「わたしやっぱり結婚したいんだと思うんです」と断ってしまっていた。
時代の変化か?それともキャリア女性ほど必然にこだわるのか?
いずれにしてもこの項つづくw・・・
2010年11月17日(水)
「好き」と告白してくれる相手を求めるキャリア女性たち
“「モテキ」藤本幸世”のような男性とのロマンチック・ラブは成立するのか?
開内 文乃
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101105/216965/?P=4
(略)
この『モテキ』の女性の嘆きからも分かるように、多くの女性は男性と知り合ってから彼氏彼女の関係に発展するとき、男性から「好き」と言われてつき合いはじめたいのである。
(略)
結婚の「出会い」は多くの出会いのなかでも特別な「出会い」で、それも事前に準備することも予想することも難しい、偶然の「出会い」なのである。
「出会い」の難しさは確かにある。ただ、「出会い」は偶然であるからこそ、その偶然を必然にするという「告白」が意味を持ってくる。だからこそ、どんなバリキャリ女性であっても「好きと言ってくれる人がいい」と言うことになる。
ただ、いわゆるドラマ「モテキ」に出てくるような草食男子は、女性がいくら告白して欲しいというそぶりを見せても、なかなかその気になってくれない。そう考えるとその気になってくれない日本の草食男性よりも、好きな女性に積極的にアプローチをするとされている外国人男性のほうが日本人女性にとっては好ましい相手になるのかもしれない。
1986年の男女雇用機会均等法施行以降、日本女性も社会進出を果たすようになった。仕事では積極的に活躍する日本女性でも、結婚に関しては、偶然の「出会い」を待っているのだろう。今でも日本女性は「好き」と告白してくれる男性を理想とする「やまとなでしこ」なのかもしれない。