ネトウヨあたま悪すぎ


   
ところで別エントリのレイバーネットがうpした動画は最初から外国向けである。別の動画でニッポンサヨク靖国神社を戦争神社と呼んでいる。これは英語からの逆翻訳だ。
世界標準の理解では、戦前日本はナチと同じファシズム国家で侵略戦争をして英米に懲罰されたことになっている。だから、正攻法で勝てないニッポンサヨクは話を国際問題化することで外圧をかけようとする。
すでに80年代からそういう傾向はあったが、昨今は中韓だけでなく、英米国連を巻き込んだプロパガンダ戦の様相を呈している。アナクロサヨク運動をグローバルな人権運動にロンダリングするのだ。
ウヨクとしては、そんな図式に逆ねじを喰らわすよう慎重に行動し、彼らに都合の良い絵面を提供しないようしなければならない。
さて、靖国前ではサヨクカナダ人が田母神氏に因縁をつけてきたようだ。
しかしこの程度の(紳士的な?)妨害に対して、ウヨクの人たちの沸騰ぶりが痛い。パリゾさんの良い絵が撮れたぞという笑みがわからんのかねえ。
  

ウヨクのみなさんへ。
目の前のカナダ人を罵倒したって国際社会の誤解は解けません。
「日本は侵略国家ではない」は「ドイツでは逮捕されるレベル」という理解は本当です。
英米人の多くは戦前日本=ナチと簡単に考えています。そしてナチを容認する発言は「逮捕されるレベル」なのです。
ピエール・パリゾ氏は挑発にきたのです。動画を撮り仲間に渡していることからして明らかです。
なので、知恵あるウヨク紳士は礼儀正しく非礼をとがめ、紳士的に動画を没収し、氏を論破するべきでした。
逆に言えば、この場で氏を論破すれば欧米の偏見に対する反対宣伝になったのです。
しかしみなさんは罵倒しかしませんでした。
「暴力と恫喝でしか対応できない低脳レイシスト」の絵を撮りたかった氏に全面協力してあげたのです。
動画をみる限りパリゾ氏がなぜ間違っているのか私も解りませんでした。
あなたは欧米人に論理的に靖国参拝ヒトラー崇拝は違うと説明できますか?
  
あるいはこういう例を考えてみてください。
近い将来中共が打倒されたあと、毛沢東廟に共産主義者が参集し中共は正義のために闘った!と演説していたとしましょう。
あなたはそれを容認しますか?
欧米人からみればどちらも同じに見えるでしょう。
あなたは日帝擁護の自分と中共擁護の中国人の違いをバカでもわかるように説明できるでしょうか?
日本ウヨクはそのような単なるアナクロと自らが違うのだと思わせる努力を外国に対して行ってきたんでしょうか?