意外と早く表面化した外国人労働者移民問題


法匪!?坂中英徳(さかなかひでのり、1945年 - )
   
もともと外国人労働者移民は「外需」で稼ぎたいけど工場海外移転をしたくないグローバル企業と「内需」を減らしたくないローカル企業の共犯によって進められた。要するに安い労働者で目先の金を稼いだら後は日本国家や日本民族がどうなろうと知ったことではない、という政策だ。こういった政策の矛盾は欧米では1世代20年くらいして表面化してくるのが通例だった。しかし日本では導入直後に世界恐慌になったためいきなり出鼻で矛盾を突きつけられた格好になった。奴隷貿易で一儲けしようと考えていた坂中=中川一派、経団連は大弱りというところだろう。もちろん日本人にとっては天佑である。
  
それにしてもマスコミはブラジル人が可愛そう、政府は何とかしてあげて!なんてお涙ちょうだい報道するくらいなら、自局の給与を半額にしてその分彼らを雇ってあげればいいのだ。というのも、テレビ局正社員こそ不当に保護されすぎている典型で、日本人平均の600万円まで給与を減らせば、NHK一局だけで4000人×2=8000人の雇用を生み出せる。ブラジル人の給与水準ならさらに倍の16000人を雇うことができる。政府にばっかり頼らないで、自分の提案をまず実行すべきだと思う。
   

日系ブラジル人 支援求めデモ
 
1月18日 18時23分
 
景気悪化の影響で仕事を失う外国人労働者が増えていますが、全国各地から集まった日系ブラジル人の労働者が18日、東京・銀座でデモ行進し、国による生活や再就職の支援を訴えました。
 
このデモ行進は、景気の悪化で厳しさを増す生活の現状を知ってもらおうと、日系ブラジル人の団体が呼びかけて行ったものです。群馬や埼玉のほか、愛知や大阪など各地の日系ブラジル人ら350人が集まり、「雇用と教育のチャンスを」と書かれた横断幕を掲げて、都心の大通りを行進しました。日系ブラジル人の労働者の中には、いわゆる「派遣切り」などにあって職を失う人が増えていますが、日本語によるコミュニケーションが十分にできないために再就職先を見つけるのは難しいということです。家賃や光熱費も払えず、困っている人も多いということで、参加した人たちは、国による生活の支援や日本語教育の充実を訴えました。日系3世で、デモ行進を主催した橋本秀吉さんは「日本人も苦しいと思うが、日系ブラジル人はもっと苦しいです。わたしたちを“モノ”として切り捨てず、人として見てほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013620131000.html

NHK職員の職員給与支給基準が公表されていた。
http://www.nhk.or.jp/koukai/5provide/pdf/070608_syain_kijun.pdf
なんか「手当」の基準が変わったので複雑怪奇。ヒラ職員の給与モデルは13ページにある。
支給額の概要(平成19 年度)<給 与>(大卒モデル年収)年 収
     
●一般職基本年棒
30歳 588 万円
35歳 728 万円
     
ところで、これは12000人いる職員の8000人ほど、つまり2/3の一般職の給与モデルであって、残り4000人の管理職の給与体系は別だ。管理職の基本給与モデル。手当を除く。
     
●管理職基本年俸額
局 長 級   1,586 万円
局次長級II  1,516 万円
 〃  I   1,456 万円/1,432 万円
部 長 級   1,314 万円/1,177 万円
部次長級   1,141 万円/1,051 万円
課 長 級   1,015 万円
 
要するに管理職に基本年俸は1000万円以上ということですね。職名でいうと、CPなどが管理職相当。これに更に諸手当が加わる。
    
3.専任職
○ 専任職(マスター級Ⅰ)  給与 =「基準賃金」+「専任職手当」 +「諸手当」
  専任職(マスター級Ⅱ〜Ⅳ)給与 =「基準賃金」+「上位区分加算」+「諸手当」
○ 賞与は,毎年支給基準を定め,年2回(6月・12月)支給する。
    
マスター級の手当を含まない基準賃金は、マスター級Iとそれ以外で異なり、
マスター級Iの場合は「職能給」+「世帯給」で構成される。
    
●マスター級の基準賃金
    
<基準賃金 支給月額>
(マスター級Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ)
A 410,000円 / 625,000円 / 740,000円 / 850,000円
B 430,000円 / 650,000円 / 770,000円 / 900,000円
C 450,000円 / 675,000円 / 800,000円 / 950,000円
D 470,000円 / 700,000円 / 830,000円
E 490,000円 / 725,000円 / 860,000円
F 510,000円 / 750,000円
G --------- / 775,000円
   
●専任職手当
   
(57歳到達日以前/以降)
A 115,500円/ 95,900円
B 120,000円/ 99,500円
C 124,900円/103,420円
D 129,800円/107,340円
E 134,700円/111,260円
F 139,600円/115,180円
※マスター級Ⅰのみ対象
    
●上位区分加算
   
支給月額 10,000円 / 25,000円 / 30,000円
※マスター級Ⅱ〜Ⅳの上位者のみ対象
        
●諸手当
        
<世帯給>
A 扶養家族3人以上の者  37,500円
B 扶養家族2人の者    32,500円
C 扶養家族1人の者    27,500円
D 扶養家族0人+配偶者  5,000円
※一般職と共通
※マスター級Ⅱ〜Ⅳはもらえない
    
<子加算>
扶養家族でかつ23歳未満の子が2人以上の者 17,500円
扶養家族でかつ23歳未満の子が1人の者   9,500円
    
障碍者加算>
重 度 1人につき 17,500円
その他 1人につき 9,500円
※子の年齢に拘わらず子加算に加算
    
<その他手当>
地域間調整手当
住宅補助手当
単身赴任手当
育児休職社会保険手当
介護休職社会保険手当
寒冷地手当
特地手当
   
職務手当 月額60,000円
※これだけはマスタ級Ⅱ〜Ⅳがもらえる
 

<にゃんこの試算>
マスター級ⅢCクラス、40歳既婚子供2人の場合
基準賃金+上位区分加算+子加算+職務手当
800,000円+25,000円+17,500円+60,000円=90,2500円/月
これで賞与込みで18ヶ月分として計算すると、1624万円。
うち基準賃金は(基準賃金+職務手当)×12ヶ月=万円1032万円。
40歳前後の課長〜部長をやってるNHK職員は、基準1000万円、実際は所与や手当込みで1600万円というところか。
同レベルでの比較は2ちゃん情報(^_^)によると以下の通り。

フジテレビ 1490 万円
TBS    1486 万円 
日本テレビ 1472 万円
テレビ朝日 1421 万円 
朝日放送  1410 万円
NHKは 1000 万円

だというので、イメージが合う。
だいたいテレビキー局正社員の給与を基準額そのままに受け取る馬鹿はいないわけで、残業+手当+賞与で1.5倍になるのは常識。