正論 2008年10月号

  

   
ところで漏れは馬鹿右翼と思われたくないので?『諸君!』は時々買っていたけれど『正論』は毛嫌いしていたのだった。
そしたら、今月号(2008年10月号)では宮脇淳子赤木智弘が書いていたり結構面白かったのだった。
しかし、この雑誌、やっぱり大丈夫か?と思わざるを得ない。
読んでいるのはジジイばっかりなんじゃないか?
でもって広告も入らなくて苦しいんじゃないか?
なぜなら・・・
     

広告は・・・
p133 幸福の科学 ユートピア学術賞
p159 帝国陸海軍軍楽隊大演奏会・軍装会
p173 フジサンケイグループ(自社広告)
p197 船村徹コンサート
p290+2 伯壬朝日談話禄(カラー挟み込み)(あのカルト教団・・・こんなの入れるなんて信用落とすだろ普通)
    
読者投稿は・・・
<読者のプロムナード>
(17歳)(45歳)(67歳)(84歳)(53歳)
<編集者へ編集部から>
(39歳)(79歳)(67歳)(53歳)(? 歳)(78歳)(? 歳)(? 歳)(42歳)(49歳)(72歳)(42歳)(86歳)(77歳)
<ハイ正論調査室です>
・Q(? 歳)A(84歳)A(91歳)・Q(85歳)A(? 歳)・Q(68歳)A(60歳)・Q(59歳)(87歳)(78歳)(76歳)

 
だいたいオピニオン誌ってどのくらい売れてるんだ?
    
と、調べてみれば・・・
    
文藝春秋』圧勝!大人の少年ジャンプ!
『潮』とか『ザ・リバティ』は信者買いだから放って置いて、次点が『現代』だったのに赤字休刊!
つうことはそれ以下の雑誌で単体で食えているのって何誌よ?
ウヨサヨ足し合わせても35万部程度。60歳以上の人口が3500万人。
仮に全部老人が読んでいるとして、オピニオン誌を読む老人比率=1%!!
どんだけニッチな世界なんだよ。
        

■JMPAマガジンデータ(2006.9-2007.8)(に一部追加by漏れ、ついでに右翼=青、サヨク=赤で塗ってみました)
   
総合月刊誌(オピニオン(社会・政治・ビジネス)) (「*」は印刷証明付部数)
        
雑誌名 出版社名 発行部数
    
文藝春秋 文藝春秋 626,691 *
潮     潮出版社 433,958 *
ザ・リバティ  幸福の科学 300,000 ?
現代    講談社 85,833 *
正論    産経新聞社 81,991 *
諸君!   文藝春秋 70,041 *
WILL    ワック  70,000 ?
自己表現 芸術生活社 60,000
プラズマ 芸術生活社 50,000
新潮45  新潮社 45,958 *
中央公論 中央公論新社 41,633 *
Voice  PHP研究所 33,467 *
選択      選択出版社  30,000 ?
フォーサイト 新潮社 22,375 *
論座 朝日新聞社 20,433 *
JAPAN CLOSE-UP PHP研究所 20,000
世界      岩波書店   10,000 ?
   
http://www.j-magazine.or.jp/data_001/index.html

追記)週刊誌だけど『週間金曜日』も2万部くらいらしい

論座」は、94年3月号で休刊になった「月刊Asahi」の事実上の後継として、「Ronza」の名称で95年に創刊。97年からは雑誌名を現在の「論座」に改めて発行されており、「世界」(岩波書店)と同様、リベラル派を代表するオピニオン誌とされている。
 しかし、経営的には苦戦を強いられてきた。日本雑誌協会の「マガジンデータ2007」によると、ライバル誌の「正論」(産経新聞社)の発行部数が81,991、「諸君!」(文芸春秋)が70,041、「中央公論」(中央公論新社)が41,633なのに対して、「論座」は20,433。定期購読制の外交専門誌「フォーサイト」(新潮社、22,375部)をも下回る水準で、赤字が慢性化していたという。
       
http://news.biglobe.ne.jp/economy/jc_080616_3077339704.html

講談社発行の月刊誌「月刊現代」が休刊することが30日わかった。読者が高齢化し、部数低迷が続いたことなどが理由という。同社は1日にも発表する。
  
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080830/trd0808301825017-n1.htm

世界 (雑誌)
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia
  
発行部数は、1950年代 - 1960年代には公称20万部であったが、1990年代以降は公称7万部。実売はさらに激減し、1万部を切っているとも言われている[2]。