イギリスは移民のお陰で人口増ですよ!by日経

    
日経新聞はアサヒに比べてイデオロギー的に批判されることが少ないが、漏れは
結構偏った新聞だと思っている。で、最近「イギリスは移民を受け入れたので出
生率が向上した!(日本も早く真似しないと!)」という記事が配信されたのだ
が、あきらかに隠している事実があることに気づいて不快になった。

【1】日経の記事
イギリスは移民を受け入れたので出生率が回復
2006年:5500万人→2066年:8000万人
ばんじゃーい!

しかし英国政府が発表したもとの内容が『WEDGE12月号』に載っていた。(便宜
的にいわゆる昔から住んでいるもともとのイギリス白人だけをイギリス人として
表記)

      2006年  2066年
イギリス人:5000万人→5500万人
移   民: 500万人→2500万人
合   計:5500万人→8000万人

なんじゃこりゃ。
ようするに移民が増えただけじゃん。
それって問題解決になってんのか?
それに移民なんか入れなくてもイギリス人の人口も増加に転ずるわけで、現状維
持なら移民なんか必要ないということだよね。

そもそもこの調子で行けば180年後にはもともとのイギリス人は少数派に転落
するんだけど。。。

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【1】英人口、60年後に日本を逆転・英政府推計、移民増で高出生率
 
現在は日本の約半分にすぎない英国の人口が60年後に8000万人を超え、日本を逆
転する見通しであることが英政府の人口推計で明らかになった。急ピッチの移民
流入に加え、出生率が高位で安定するためだ。人口増は英国の潜在経済成長力を
押し上げ、将来の国民の社会保障費負担も抑制される。人口減が確実視される日
本とは対照的な展望だ。

 英政府が改定した人口推計(中位)によると、移民流入の影響で今後15年間に
総人口は毎年43万―44万人増加。子だくさんの移民の増加に伴い英国全体の合計
特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供数)は1.9前後で安定する。総人口は
2028年に7000万人を突破。66年に約8100万人と現在の1.3倍に膨らむ。

 一方、日本の政府人口推計(中位)では総人口は現在の約1億2770万人から46
年に1億人を割り込み、65年に8000万人を下回る。

(ロンドン=吉田ありさ)(09:14)
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【2】外国人労働者受け入れは日本をダメにする

ISBN:9784862482037 (4862482031)
205p 19cm(B6)
洋泉社 (2008-01-08出版)
・小野 五郎【著】

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4862482031.html
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【3】2001年の英国人口

01年に行なわれた国勢調査によると、英国の総人口は約5420万人で、そのうち白
人は92.1パーセント。残る7.9パーセントに当たる460万人がエスニック・マイノ
ティーと呼ばれる非白人人口になり、中でもアジア及びアジア系英国人は5割
を占めている。その内訳は、インド人約105万人、パキスタン人約75万人、バン
グラデシュ人約28万人、その他のアジア人約25万人となっている。在住邦人数が
約2万5000人(外務省調べ)であることを考えると、日本人1人に対しインド人が
42人いる勘定になる。


TITLE:イギリス生活情報週刊誌 - 英国ニュースダイジェスト - 英国にいながら
インドを知る (2006.8)
DATE:2007/12/27 14:14
URL:http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/966/161/
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【4】イギリス波乱万丈、日本最高! 脱出計画

さて・・・

今日、書きたいこと。

我が家の脱出計画です。
早く、このイギリスを離れることです。よく、イギリスって言うと、日本人から
は、「かっこいい!」とか「オシャレ〜」とか言われますが・・・・
どこが???って感じですよ。
確かに日本と比べて、イギリスのほうが・・・・ということはございます。
でもですね、逆に、日本のほうが・・・と思うことのほうが大でざいます。

イギリスって、英語の国と思われている方が多いと思いますが、そんな事情もこ
の10年、トニープレアの労働党の政策ですっかり、変わってきてますから!!

とにかくですね、難民、移民が多いです。
これもクリスチャン精神として、救済精神を持つのは悪いことじゃないですけ
ど、就職やベネフィットの優先も、すべて難民、移民です。
10年前、私がアダルトスクールで英語のクラスを取ろうと申請したときも、
「難民優先なので、あなたのクラスはない」と断られました。
就職活動しようと、職安へいけば、「あなたには窓拭きの職歴も、ベッドメーキ
ングの職歴がないので仕事はない!」と断られる始末ですよ。

子供が病気をして救急で、診察を受けるときもですね、移民や難民の子が優先です。
なぜって?

看護婦さんに、「夜中に救急で来ていて、3時間も高熱の子供を待たせといて、
今着たばっかりの子供が先っていうのは、なぜですか?救急患者でもアポイント
制でもあるのかしら?」と文句を言ったら、看護婦さんが「有色人種を先にしな
いと、後で”人種差別した”ということで色々問題になるのよ。だから、ごめんな
さいね」って言うんですよ。

オカシイ。。。

で、私も言ってみた。

母親の私も、移民だし、有色人種ですが!!


すると、その看護婦は、

でも、白人のお父さん(娘の)でしょ。それに、日本人はお金持ちだから。


えええええ〜っ!!

診察してもらうのにも、そんな肌の色とか、何の根拠もない判断で金持ち具合を
決められて、優先されるんだ。。。。


仕事や公団住宅の優先順位に、事情の深刻さを加味されるのはわかるんですが、
ちょっとコレは許せない!と思います。

ところがですね、この仕事の就職でも優先順位が影響してくるんです。
たとえば、医者や看護婦、こうした人たちがたくさん採用されるのはいいです
が、資格を持っているのかどうか不明なんですよ。。。。
それって、怖いです。

おかげでですね、うちの夫は、もう5度も、誤診された挙句、手術で切らないで
いいところを切られてしまったり、あるいは、うっかり失敗してしまったとかを
繰り返していて、後遺症を残すようになってしまったんです。
それで訴えようにも、「医者だって間違える」とか、「うっかりしてました」と
かで済ませられるんですよ。
私も、かなり切れまくって「冗談じゃねぇ!!」と怒り狂いましたが、何しろ、
相手は、英語が通じませんから。
移民や難民の英語を強化させるためのアダルトスクールも、結局、出席していれ
ば良いというだけで、英語を話したいために通っている人たちじゃないんです。

でも、どんなに怒っても、夫に残された障害は一生治らないという事実だけで、
変わることはありません。

まぁ、与えられた環境を受け止めていくしかないですね。

クリスマスもですね、毎年、イスラム教徒によって、「クリスマス廃止!」「町
のクリスマス装飾反対!」の声がすごいです。
イギリス=キリスト教の国というのは、もはや過去形です。

娘の学校は、一応、イギリス国教の学校ですが、なぜか担任はイスラム教徒。
おかげで、娘のクラスだけが、クリスマスイベントをやらないクラスで、子供達
がブーイングしていますが、またそれで文句を言うと、訴えられちゃうから、み
んな黙ってます。。。。

ベネフィットも優先にして、教育現場でも優先にされているのに、テロ行為の標
的にされてもじっと我慢しなければいけないのは、なぜだろう???

2年前、ロンドンのバスをイスラム教徒によって爆破されたとき、娘の学校の生
徒も犠牲になって亡くなっています・・・・

なんだか、クリスマスの時期は、いろいろと考えさせられます。。。。

そうそう、イギリスの歯医者もですね、国保の効く病院が皆無に等しく、実費が
ほとんどなんです。
で、ちょっと、歯を詰めるにも、7万円です!!
値段をすかさず、事前に聞いた私は、即、お断りしました。。。

治療してくれなくて結構です!!

そのままにしておいたら、やっぱりですね、歯周病になって、歯がモロモロと崩
れ、私のその歯はなんと現在、10分の1しか残ってません。
イギリスの80パーセント以上の患者が、歯医者にいかず、私のように自己治療
しているんですよ。
その治療方法っていうのが、

放っておく!
接着剤で、歯をくっつける!
ペンチで抜く!

なんと恐ろしい国に住んでいるんだろう・・・・・
医療もまともに受けられない。教育も、お金を払うか、優秀な子供しか抜きん出
られないシステムっつーのも、実に不満な社会だ・・・・

イギリスには、”フツー”がない。つまり、中がない。。。上と下しかない。
上と下に位置している人には、住みやすい国でも、我が家のように中に位置する
のが、一番辛い立場なので、ぜひとも、ミントが大学まで終わったら、一家で脱
出することを計画中です。

余談ですが、今年、イギリスから外国へ移住するイギリス白人、40万人に対
し、英語圏以外の移民や難民がはいってくるのは、50万人・・・どちらも、毎
年人口が増加しています。

日本が、日本人の人口以上に外国人の住む国になること、想像できますか???
ちょっと怖いですね。

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