漢民族とはだれか
漢民族とはだれか―古代中国と日本列島をめぐる民族・社会学的視点
- 作者: 安達史人
- 出版社/メーカー: 右文書院
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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2800円もしたのに単なる歴史好きシロートの読書感想文だった!Σ(゚д゚lll)ガーン
外国語ができないので日本語の本だけ。_| ̄|○
しかももろ団塊バイアスかかりまくって、いちいち学説に「それは天皇制解体に役立たないのでは?」「朝鮮への蔑視があるのでは?」などなど余計な心配ばかり。
いいんだよ、天皇制を強化しようが日本文明派に有利な展開だろうが。真実はなにかだけ考えるべきだろ!
しかし、たくさん本を読んでいる(というか漏れの読んだ本とかなりかぶっている)わりには構図が古くさいしありきたりの結論。
なんか若いときに身につけたスキームというのは死ぬまで変えられないのかなあと呆れた。
でもけっして悪い人じゃなくて、素直に思考の過程を語っているので好感がもてる。
というか専門の学者じゃないので素人臭い大風呂敷=概要を語っているのはやっぱり気持ちいいんだけどね。
枝葉末節部分ではなくて概要全体を語りたい。