テンプル騎士団とフリーメーソン

テンプル騎士団とフリーメーソン―アメリカ建国に到る西欧秘儀結社の知られざる系譜

テンプル騎士団とフリーメーソン―アメリカ建国に到る西欧秘儀結社の知られざる系譜

 
フリーメーソン・・・陰謀論者が避けては通れないビッグネーム。
でも、明らかに風評ばかり異常に膨れあがっていて実態が不明。
「その手の人達」と同列に立ちたくない。だが知る必要がある。過少でもなく過大でもなく実証的に知りたいと思い続けてきた。
その意味でこれは非常によい本であった。欧州史の断片が一つの図を描いてゆくような興奮を味わった。
 
一方この本は陰謀論と一線を画するためか、まったく言及されない話題がいくつかある。
まず、「ユダヤ」という単語が出てこない。フリーメーソンユダヤの関係がまったく不明である。
さらにフリーメーソンの一部である「イルミナティ」についても言及されない。
その代わり知ったことは「スカルアンドボーンズ」ってのはアイルランドフリーメイソンのシンボルなんだって事。
でもそれがイエール大学と結びつくのはなんでだろう?あそこって会衆派だからプロテスタントかと思ったけど反国教会だからいいのかな?
  

<メモ>
十字軍運動、テンプル騎士団イエズス会
東ローマ帝国崩壊、ルネスサンス、
石工ギルド、ゴチックブーム、
ホイッグ、トーリー、
薔薇十字、ロイヤルソサエティー、フリーメーソン
ケルトグリーンマンメイポール、メイディ、スコットランド
宗教改革、ジェズイット、ハノーバー王家、