芳林堂がなくなっていた

   
学生時代さんざお世話になった池袋の芳林堂がなくなっていた!
調べたら2003年末に閉店したらしい。
愛用者だった漏れも3年以上行っていなかったわけだ。たしかにそれじゃあなあ・・・ごめん。
ああ、好みの書店が減ってゆく哀しさよ・・・
  
追記)
ところで漏れが現在愛用しているのは憎むべき外圧企業のアマゾンなのだ。
これじゃいけないと思いつつも利便性に負けてる・・・
 
追記2)
さらに今更気付いたのだが前進社も90年代後半に江戸川区に移転していたんですね。
それじゃもうブクロ派じゃないじゃん!
彼らが買わなくなったから芳林堂が耐えられなくなった?
 
追記3)
この記事うpする過程で久々に中核のHP見てみたんだけど、活動報告に出てくる写真の「市民」達が白髪・禿。。。どこの年金者集会でつか。
新左翼運動の終焉をビジュアル的に納得しますた。(ノ_-。)
 

■芳林堂池袋店が今年いっぱいで閉店、
激戦区での生き残り厳しく
 
池袋東口でじつに57年間にわたって営業を続けてきた老舗の芳林堂書店池袋店が2003年12月31日午後6時をもって閉店することになった。
池袋駅周辺は、西武百貨店内にリブロ、東武百貨店内に旭屋書店、そしてパルコ内にはパルコブックセンターと大型店がひしめき合ってきたところへ、97年、東口にジュンク堂が1000坪で開店。ジュンク堂は2001年に2000坪へ改装し、当時国内最大級
の売場を誇った。芳林堂はついに追い込まれた。
 
芳林堂はつい最近まで、数十年間にわたって左翼思想系の堅実な棚づくりにおいて定評があった。最上階には喫茶店「栞」を構えており、古書を扱う「高野書店」が隣接するテナントとして入居していた時代もあった。かつては東口の新栄堂とともに池袋での勢力を二分していた芳林堂だったが、リブロの台頭後
も左翼棚を崩すことなくいぶし銀的な存在として認められていた。
 
90年代の芳林堂は転機を迎えていた。丸井地下にヴァージン・メガストアが出店した際、芳林堂は書店部門を担当。海外では一定の評価があったヴァージンブックスはしかし、池袋では花が咲かず撤退。一方、池袋店は1階に文芸書中心からサブカルチャー関連の棚の充実に重点をかえ、生まれ変わりつつあるように見えた。池袋店の向かいのビルの地下に入居しているコミック・プラザの売上も安定していたはずである。
 
池袋店は芳林堂の本店機能も果たしていたが、業界内の風聞によれば、ビルは売却されるという。おそらくは別の書店が入居することはないのではないか。
芳林堂では今後、高田馬場店が一番店と目されることになる。池袋店は31日の閉店前日まで無休、朝10時から夜10時までの12時間営業を続ける。31日は前述通り、夕方6時までの営業。半世紀以上の長きにわたって世代を超えて親しまれてきた池袋店が終わりを迎える。常連客の喪失感は大きい。
 
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