脳内補完日本神話

   
日本神話は人気がない。(´・ω・`)ショボーン
人間や世界一般を語る普遍性が少なく教訓性に乏しく矛盾脱落が多い。
それでも枝葉を切り取り補足したらすっきり頭に入るんじゃないかと思い試みる。
   
まず、日本神話は3話構成である。
    
イザナギイザナミ(世界誕生)
②オオナムジ・スクナヒコ(国家誕生)
③カムヤマトイワレヒコ(天皇誕生)
    
世界ができて、国家ができて、天皇家が統治したと。
     
①の話の前後に世界の誕生とスサノオ騒動がある。
②の話のポイントは国つくりは地神族が進めたということ。
天孫が苦労して大王になったという話。
    
さてここでもう問題絡みである。
人間はいつ発生したのか?
それに「日本人」は兎も角、外国人はどう説明するのか?
また国産みで大八洲が産まれたのは良いとして、外国はいつ産まれたのだ?動植物はいつ発生した?
   
どうも古代人には人=神の子孫というのが当然だったらしい。
しかし有力豪族がメジャーな神様の子孫だとして一般ピープルは何の神様の子孫なのだ?
日本神話が天皇家の神話であって日本民族の神話になりきれていない、という批判の理由の一端がここにある気がする。
一言言うだけで良かったのに!
結論から言うと、神々が生まれる①の説明がそのまま人間の起源となっているようなのだが、それでもスッキリしない。
問題はすべての神がナギ・ナミ2神から産まれたのか?ということだ。
    
そこで天地開闢に話を戻すと・・・
まず最初世界は混沌だった。だけどそこから自然と神々が発生した。
最初の神々は人格神ではない。抽象的な自然現象のようなものだ。それを称して別天津神(ことあまつがみ)という。
天の神様なのだけど、人格神とは違うのでこう呼ぶ。。。
と書いておいてなんだが、そのなかの造化三神出雲神話高天原神話などで普通に出演するので困る。
さっき人格神じゃないって言ったじゃん!なのでこの部分は無視する。(^◇^;)
    
それにナギ・ナミの国産みに際して、セックスのやり方が分からなくてセキレイを真似たというけど、なんでまだ世界が産まれていないのに鳥がいるんだよ!
脳内補完すると。。。
最初の人間ナギ・ナミは中空に漂いながら、矛でどろどろの海をかき混ぜ引き抜くことで最初の陸地オノゴロジマを作って、初めてそこに降り立った。このとき同時に山川草木動植物も誕生した。






というのは後から、高木の神
イザナギイザナミの2神が最初の人間でもあるなら、現在の人間はすべて彼らの子孫と言って良いのか?
また、別の側面から言うと八百万の神々はナギ・ナミ夫妻の子供なのだろうか?
ナギ・ナミ夫婦には3貴子+その他諸々という膨大な神様が生まれた。



神の出現
   
最初の人間
   
アマテラスとスサノオ

天上界・地上界・夜・常世
   
スサノオの冒険・常世の王・地上の空位

大ナムチ・少ヒコナ

探索

天孫光臨
   
山の神との結婚

海の神との結婚

神武天皇