シンガポールは華人国家だ。そして彼らはユダヤ人と仲が良いのだった。
ふうん。じゃあ中華人民共和国とはどうなんだろうね。
それにしても・・・教養ある英国軍は蒙昧な日本軍に負けた⇒兵士に頭は必要ない⇒マレーシア人で十分、という発想が思い切り差別的ですね。１９６５年ですよ。「多民族」国家ってそんなものですね。ただし日本軍の名誉のために言うと英軍は士官こそ貴族で教養があったが、下級兵士の教育程度は日本軍の方が上だったみたいだが。（典拠：『アーロン収容所』など）
シンガポール軍の創設に大きく貢献したのはイスラエル軍だった。国内やマレーシアのイスラム教徒を刺激しないようにユダヤ人軍事顧問らを「メキシコ人」と呼んでいたことなどは顧問相も著書で明らかにしている。
イスラエル紙ハーレツによると、正式に協力関係が始まったのは1965年のクリスマス・イブ。徴兵に応じた若者は70％が職のないマレー系で、人口構成とはかけ離れたものだった。ある政府高官は、明晰（めいせき）だった英国軍を破った日本兵を引き合いに出して、教育水準の高くない者が優秀な兵士となるにふさわしいと主張して顧問団を驚かせたという。
顧問団が去ることを懸念した当地政府は、67年の中東戦争時にイスラエルを非難する国連総会決議を棄権している。（月）
TITLE:テイクオフ（アジア・欧州各地のコラム）/NNA: Global Communities
DATE:2005/08/02
URL:http://nna.asia.ne.jp.edgesuite.net/freetop/take/take_off.html
