■『遊歩人(2005年1月号)』
刊:文源庫/200円
この雑誌、実は万引きしてしまった。。。
そんなつもりは無かったんだけど、よく出版社が出している無料広報誌だと思って何気なく持って帰ってしまった。
そしたらどうも有料らしいと気がついた。
だってA5版だしすげえチープな装丁だし、レジに置いてあったし、店員さんも何も言わなかったですよ。
むしろ他の無料誌と同列に置いていた本屋さんが悪い!といいたい。
●半藤一利『偶然とは言いながら…』
(その1)暗殺された大統領の話
リンカーン:1860年選出 ケネディ:1960年選出
妻の目の前で後頭部を撃たれ死亡 妻の目の前で後頭部を撃たれ死亡
暗殺犯は1839年生まれ 暗殺犯は1939年生まれ
後任はジョンソン、1808年生まれ 後任はジョンソン、1908年生まれ(その2)振り袖火事の話
参考:江戸時代の振り袖の長さの変化
1600 45?
1663 60?
1688 75?
1751 90?
現代 同上
●紀田順一郎『両手を胸に』
犬に襲われたら両手を胸のあたりにおくと襲ってこない(という話)
●岸田秀『日米中の再演芝居』
日本 中国
大国中国をやっつけて増長 大国ソ連を追い出して増長
大東亜共栄圏という華夷秩序を追求 伝統的華夷秩序を追求
居丈高、内政干渉、領海侵犯 居丈高、内政干渉、領海侵犯
中国での日本軍の横暴 日本での中国人犯罪者の横暴
日本迎合の汪兆銘 中国迎合のチャイナスクール
敵対する米国の傀儡蒋介石政権 敵対する米国の傀儡自民党政権
米国と対立して破滅 ?????
面白かったのはこれくらいか?
特集が「あんたはエライ!」でたくさんの人が書いているが、結局無礼傲慢な「権力者」に対する蔑視を書き連ねるばかりでありきたり。宮崎学や村瀬学までぜんぜん面白くない。意地悪く見れば編集部の企図に迎合しているのかな?団塊世代の薄甘い「権力批判」ってくだらないと改めておもた。