今日のTPP

スカスカ。そもそもTPPのメリットそのものが謎なんですが説明してもらえませんかね。

時事深層
TPPから始まる茨の道
安藤毅
2011年11月22日(火)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20111121/224011/?mlt
(略)
 内憂外患で、早々と前途多難の様相を呈してきたTPP交渉。しかし、貿易立国としての再興に未来をかけるしかない日本に、立ち止まる余裕はない。
(略)
 経済成長のためにFTA自由貿易協定)推進を明確に打ち出し、専門の行政機関も立ち上げ、国民への広報活動を積極的に実施する。こんな韓国との取り組みの差は歴然としている。
(略)
TPP交渉参加の意義は、通商政策の出遅れを挽回するだけではない。手つかずのままだった日本の成長の阻害要因の改革に真正面から取り組む好機でもある。与野党の垣根を超えた建設的な国内議論が実現すれば、消費増税など次に控える重要課題に政治が決断できる道筋も見えてくる。

言ってる事が変わってきてましたね。

農業でも、日米関係でもないTPPの見方
野田首相はTPP加盟国拡大の“ドミノ倒し”を意識せよ
ASEAN域内の競争がFTAAPへの道を開く
菅原淳一
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20111116/223918/?mlt
(略)
 日本がTPPに参加した場合、TPPは事実上の日米FTAになるとの指摘がある。TPP交渉参加国の中で、日米の経済規模が格段に大きいからだ。しかし、TPP交渉の過程からは、米国は将来の中国加盟を意識して議論していることが見て取れる。
(略)

デマではなく「デマ」。

韓国ビジネスウォッチ
米韓FTA、韓国で大迷走の理由
国会批准メド立たず、“FTA先進国”が大揺れしている
玉置直司
2011年11月22日(火)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20111118/223974/?mlt
(略)
 ついこの間まで、韓国は「FTA先進国」だった。日本でもTPP(環太平洋経済連携協定)参加を主張する経済界などからは「韓国に学べ」という声が出ていた。
 ところが、状況はまったく変わってしまった。米韓FTA批准を巡る国会の迷走は長期化して「10月中に批准」という当初の政府見通しはもちろん、先行きが全く見えなくなってしまった。
(略)
 ある大学教授はこう説明する。「大学によっては卒業しても正規社員として就職できるのは10%か20%だけ。政府や経済界は、FTAで輸出が増え経済が成長すると言うが、利益を得るのは一部の大企業だけだ。多くの若者層がFTAを感覚的に否定的に見るようになってしまった」。

 別の大企業役員は「FTAは輸出型の一部大企業のためだけの政策だというイメージが急速に拡大し始めている」と警戒感を強めている。

 米韓FTA反対の若者をさらに刺激しているのが、ツイッターなどで飛び交う数多くの「デマ」だ。
(略)
コメント欄から

韓国の国民は米韓FTAの行き着く先が韓国社会の米国社会化であることを怖れているのだと思います。全米で広がりつつある民衆のデモが米国社会の病理を浮き彫りにしているのであり、変らなければならないのはアジアではなく米国の社会構造の方だと米国自身が気付かないといけないでしょう。日本のTPP反対論も日本社会の米国社会化に拒否反応を示しているのが本旨だと思います。

農業でも、日米関係でもないTPPの見方
カナダは酪農製品や鶏肉の“減反”にこだわり
米国の拒否にもめげず参加に名乗り
高橋 俊樹
2011年11月21日(月)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20111116/223917/?mlt