ふうん。ＣＩＡとＪＳＯＣの関係ってどうなってるんだろう。首謀者と鉄砲玉？
（兵頭二十八 "Podcast28 Mil News Blog"、2011/11/08）
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Jim Frederick Friday 記者による2011-11-4記事「The Special Ops Era, 10 Years Later: How Mavericks Reinvented the Military」。
週刊誌『TIME』から単行本が出ました。『Special Ops: The Hidden World of America's Toughest Warriors』といいます。
アメリカ人は Stanley McChrystal の名前を2009半ばに承知した。オバマ大統領が、マクリスタルを４ツ星大将に昇進させ、アフガンの米軍の総指揮官に任命したときだ。安全保障関係者だけは彼をよく知っていた。「殺し屋」だ。
Joint Special Operations Command (JSOC) の長を５年も勤めていた。
海外で謎の作戦を展開する SEAL Team 6 も Delta Force もその配下だ。
湾岸戦争前後の Norman Schwarzkopf, Tommy Franks, そして Colin Powell らはいずれも「冷戦適応戦士」だったが、マクリスタルは、9-11以後の新世代の将軍だった。特殊作戦こそが米国の安全をもっとも頼もしく維持できる時代となったのだ。
ウェストポイント卒。陸軍のレンジャーとして何度も海外に派遣された。そこで、「修道士的戦士」と評判をとった。１日４時間以下しか寝ず、食事も１回だけ、という生活態度なのだ。
2003〜2008の JSOC時代、マクリスタルは、ＣＩＡとの良好な関係を築いた。
2003のサダム・フセインの捕縛、2006のザルカウイの爆殺は彼の手柄と言って可い。
二流雑誌の『ローリングストーン』にハメられて彼は2010に職を失なった。※これが去年の話とは信じられん。もうはるか昔のことのような気がする。(略)
マクリスタルは、特殊部隊の夜襲によるアフガンでのタリバン狩りを常態化させた。
こんなすごいことができるなんてマクリスタル以前には誰も想像すらしなかった。
４月、オバマはマクリスタルを U.S. Special Operations Command の長に据えた。このコマンドは、グリーンベレーや陸軍レンジャーも監理する。(略)
ＪＳＯＣの年間予算は $1 billion で、軍人軍属は4000人。軍事費削減の大嵐の中でも、これが減らされることはあるまい。むしろ増えるだろう。
(略)
