大企業と小さな花屋さんを同列には語れないけど、大企業と官僚に無いのは「JUST DO IT」の精神だねえ。
 
追記)
しかしTPPについては何故か「JUST DO IT」ψ(`∇´)ψてか、「やれよ!」ってカツ上げされているだけかも。

フェイスブックが描く未来
フェイスブックは探し求めていた理想の場 米 1-800フラワーズ、 クリス・マケイン社長インタビュー
加藤靖子
2011年10月25日(火)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20111021/223373/?P=1#author_profile_tag

(略)フェイスブックで初の企業ページを作り、フェイスブック上で初めてEC(電子商取引)を取り入れたのが同社である。フェイスブックに決済
機能をつけ、消費者がサイトを離れずに買い物ができる仕組みを整えた。(略)

(略)
―― どういった点でフェイスブックは優れているのでしょうか。

マケイン:先ほども触れましたが、「人が集う」ということです。これは長年私たちが探し続けていた場所です。CEO(最高経営責任者)である
兄のジム・マケインといつも話している、私たちの理想のコミュニティーが、フェイスブックにあるのです。

 我々はフラワービジネスとして、人々に新しい体験を提供したいと思っています。理想のイメージとしては、コミュニティーがあり、花屋に立
ち寄りコーヒーを飲みながらおしゃべりしてもらう、そんな感覚です。花を買う必要なんて無くて、「調子はどう?」なんていう他愛もない話を
するような場に来てもらい、人々にコミュニティーの一部だと感じてほしいのです。

 フェイスブックは私たちの構想を可能にしてくれました。顧客にコミュニティーの一部として参加してもらえる。また、私たちもコミュニ
ティーの一部として参加することができる。さらに顧客の一部は、私たち企業のことを積極的に話したがっています。積極的に発言してくれる顧
客の会話に入れてもらえるというのは、企業にとって大変貴重なことです。
(略)
―― 日本企業も積極的にフェイスブックページを利用しようとしています。日本企業に対してアドバイスできることはありませんか

マケイン:「Just do it」ですね。ナイキの広告みたいですが、とりあえずやってみろってことですよ。消費者は信じられないくらいの時間を
フェイスブックに費やしています。企業としてフェイスブックに参加しながら、認識を高めていくことです。

 1-800フラワーズとしては、このチャンスに立ち会っていることに興奮しています。ビジネスの結果は後からついてくると信じて、試行錯誤を
繰り返しています。顧客と関わりながら学んでいくことが、顧客満足につながります。いずれその取り組みと顧客との間で築き上げた関係が、利
益を生むと信じています。

 それからもう1つ。企業としてソーシャルメディア上で重要なのは、「透明性」です。誰かがネガティブなコメントを書いても隠したりせずに
対応すること。透明性があることで、顧客との関係はより良いものになっていくはずです。