skype型電話アプリ、独自番号付き

これは便利!
でも結局iPhoneキラーとしてだけ販売されたりしてw

時事深層
パケット定額廃止の流れ加速
白壁達久
2011年9月21日(水)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110916/222673/?mlt

(略)
 NTTコミュニケーションズが提供するアプリケーション「050plus(ゼロ・ゴー・ゼロ プラス)」が人気だ。このアプリはソフトバンクモバイルが国内で独占販売する米アップルの「iPhone」利用者向けのもの。ダウンロード数こそ明かさないが、7月1日に公開されてからアップルのアプリサイトで上位をキープしている。

 インターネット回線を利用する050plusの売りは通話料の安さ。利用料として月額315円かかるものの、050plus同士であれば通話料が無料で、固定電話への通話料金は3分で8.4円と割安だ。iPhoneの場合は、「ホワイトプラン」に加入すればソフトバンク同士の国内通話が午前1時〜午後 9時までは無料となるが、他社携帯や固定電話に電話した場合は30秒で21円(3分で126円)かかる。つまり、他社携帯や固定電話への通話機会が多い iPhoneユーザーなら、3分間通話の料金を15分の1に抑えられるわけだ。

 通話後には、ソフトバンクの電話回線で話した場合より何円お得だったが画面に表示されるため、利用者もメリットを感じやすい。

 同じようなアプリケーションとしてスカイプがあるが、スカイプは携帯電話へ通話する際、自分の番号が相手に通知されない(追加料金を払えば表示されるサービスはある)。一方の050plusは電話番号が付与されるため、誰からの通話かが相手にはすぐに分かるし、着信履歴としても残る。

 ただし、デメリットもある。通話にデータ回線を使うため、音声品質は通常の電話回線に比べて劣る。
(略)
 NTTドコモKDDIスマートフォンに採用するOS(基本ソフト)「アンドロイド」向けの050plusアプリは現在開発中とのこと。それが実現すれば、携帯電話業界は新たなステージに入らざるを得ないかもしれない。スマートフォン同士での通話がほとんどタダになる可能性があるからだ。

 050plusは、スマートフォンをはじめとした携帯電話の通信データ利用(パケット)が定額であることを前提に設計されている。

 だが、スマートフォンの爆発的な普及で、携帯各社の通信量は以前に比べて飛躍的に伸びている。KDDIは従来機種の利用者がスマートフォンに移行すると、通信量は10倍に増えると予測する。
(略)