浸透圧発電

日本キラピカ大作戦
原発6基分の潜在力「浸透圧発電」とは 海水と淡水を使った実証実験に成功
山田久美
2011年9月13日(火)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110908/222529/
(略)
 谷岡教授の見積もりによれば、発電コストは、濃縮海水と淡水との間では、1キロワットアワー14円、海水と淡水との間では1キロワットアワー18円程度になるとのことだ。「これは、太陽光発電よりも約40円安く、風力発電と同程度の金額だ」と谷岡教授は語る。
(略)

(コメント欄から)
不完全な知見を、いかにも真実のように紹介するコラムに関して、読むべきではないという評価はできないのでしょうか?海水に高圧を掛けて真水を取り出し、その廃棄物である濃縮海水に、さらに高圧を掛けたうえで、圧力上昇分を発電に利用するというのは、非常に筋の悪い技術にしか思えません。下水処理水の淡水化を行う方が、トータルとしての消費エネルギーは少なくなるのではないでしょうか。