ネットと霞ヶ関の時間競争

国民国家は民主主義によって最強に強まる。
しかしそれには国民の歴史的成熟が必要だ。
歴史の浅い民主国家は容易に左右の全体主義に転落してきた。
そこに開発独裁が正当化される根拠がある。
しかし専制権力は必ず腐敗する。
 
戦後日本は官僚主導によって共産化を阻止した。
サイレントマジョリティーの国民の官吏への信頼もそこに由来する。
しかし霞ヶ関はもはや国民の味方ではない。
彼らの暴走を阻止するのは民主主義しかない。
国民は民主主義を怠ってきた。
 
現在霞ヶ関売国の総仕上げを急いでいる。
宣伝省たるマスゴミ総動員で国民を扇動してる。
しかし彼らにとって唯一の計算違いがネット世論の勃興だった。
ネットは官僚にとって初めて現出した管理不能な言論空間だ。
ネットの成長が早いか、旧来メディアの惰性が勝つか。
日本は祖国防衛の戦中にある。