ごもっともです。
だが欧州がヘロヘロで助かる国が邪魔をするｗ
楽に逝かせてあげて！
【大機小機】「負けるが勝ち」を考える
（日経、１１年０８月３１日）
(略)
なかでも欧州が一番、根が深いのではないか。小国とはいえ火種の中心であるギリシャ問題を解決しない限り、欧州の金融システム不安は完全には払拭できないだろう。私見だが、ギリシャのユーロ離脱も真剣に検討すべきではないか。独自通貨がない限りどんなに頑張っても通貨安による競争力の回復は望めない。
ユーロの欠陥、すなわち財政は個別国家管理でありながら金融は統一という仕組みに無理があるということだろう。右肩上がりの2008年までは共通経済圏への参加のメリットを享受できたにせよ、ドイツやフランスなど主要国とギリシャが同じ土俵で競争できるわけがない。
過去には02年にアルゼンチンの国債が950億ドル規模のデフォルト（債務不履行）を起こし、為替を変動相場制に移行させた例がある。同国の通貨はその後４分の１程度に減価したが、輸出競争力を取り戻し、経済も回復した。直近では、08年に深刻な金融危機で財政が実質破綻したアイスランドが劇的に経済回復を果たしたと報じられている。通貨アイスランドクローナが急落して輸出競争力が強くなったからだとみられている。
国は企業と違い財政破綻しても消えて無くなるわけではない。国が独自通貨を持つことで、通貨発行益や金融政策の自由度を持つばかりでなく、国民の自己責任意識も生まれると思う。ギリシャから見れば「負けるが勝ち」という選択もあるのではないか。
（枯山水）
@bilderberg54
アルルの男・ヒロシ
ビル・グロスが負けを認めた件だけど、欧州債務危機があると消去法的米国債買いがある。つまり欧州危機が終わるまでは米国債崩れはなかなか来ないということではないか。欧州債、中国国債などの市場規模の問題もあるしなあ。
